神戸：ファルコンの散歩メモ

２日１９：００、横浜スタジアムで東京五輪「野球」の準々決勝が行われ、日本「侍ジャパン」はアメリカに１０回タイブレークの末に「７Ｘ－６」でサヨナラ勝ちとし準決勝進出を決め、悲願の金メダル獲得へあと２勝となり、４日に韓国と対戦することになりました。

「６－６」の１０回無死一、二塁から始まるタイブレークの延長戦。米国の攻撃を無失点でしのいだ日本は＜村上＞の代打、＜栗原＞（ソフトバンク）が絶妙のバントで送り好機を拡大。１死二、三塁から途中出場の＜甲斐＞（ソフトバンク）がサヨナラ打を放っています。

日本は３回に２点を先制しましたが、４回に、ヤンキースから８年ぶりに日本復帰したメジャー通算７８勝の先発右腕＜田中将大＞（楽天）が３失点。メジャーリーガーがおらず、３Ａ所属選手中心のメンバー構成となっている米国相手に格の違いを見せつけたいところでしたが、４回途中６安打３失点という誤算でした。

その裏には２死二塁から＜坂本勇人＞（巨人）の左翼フェンス直撃二塁打で「３ー３」の同点としたのですが、直後の５回にこの回から登板した３番手右腕＜青柳晃洋＞（阪神）が先頭から２連打され、＜カサス＞に３連打目となる左越え３ランを被弾。その裏、主砲＜鈴木誠也＞（広島）に開幕から１２打席目にして初安打となる左中間スタンドへの１号ソロが飛び出すと、＜菊池涼介＞（広島）の適時内野安打でもう１点を加えて「５ー６」と１点差にせまりました。

そして、１点差のまま迎えた９回。＜マクガフ＞（ヤクルト）から１死後、＜鈴木誠也＞（広島）が四球で出塁。＜浅村 栄斗＞（楽天）の右前打で一、三塁とすると、＜柳田悠岐＞（ソフトバンク）の二ゴロで「6―6」の同点に追いつきました。