首都サンティアゴ全域のロックダウン
6月
12日
チリは人口の半分以上が新型コロナウイルスワクチンを接種していますが、それにもかかわらず感染は拡大中です。首都圏の集中治療室(ICU)の病床は98%が埋まり、看護協会代表は「崩壊の瀬戸際だ」と訴えています。
チリのワクチン接種率は世界屈指の水準です。少なくとも1回の接種を受けた人は約75%、完全に接種を終えた人は58%近くに上っています。
ワクチンの4分の3は中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製、4分の1が米ファイザー社製です。