ノーベル化学賞@「ゲノム編集」の新手法を開発した2氏
10月
8日
日本人では、分子の自己集合現象を利用した構造解析法を開発した東京大学の<藤田誠卓越>教授(62)らが有力視されていましたが、昨年の<吉野彰>名城大教授に続く2年連続受賞はなりませんでした。
生物の設計図のDNAを切り貼りするゲノム編集技術は複数種類ありますが、<ジェニファー・ダウドナ>氏らが開発した「クリスパー・キャス9」は格段に扱いやすいのが特長です。
「クリスパー・キャス9」を用いて、家畜や農作物の品種改良のほか、人の病気の治療を目指した研究が世界中で盛んになっています。