徳島県内唯一の百貨店、「そごう徳島店」(徳島市)が31日、閉店します。37年間、県都の顔として県民に親しまれてきましたが、近年は業績の低迷が続いていました。徳島は山形に次いで全国2番目に百貨店のない都道府県になります。
「そごう徳島店」は1983年10月、徳島駅前市街地再開発事業で再開発ビル・アミコビルの核テナントに誘致され、「徳島そごう」としてオープン。バブル景気に支えられてピークの1993年2月期の売上高は444億円でした。
しかし、1998年に明石海峡大橋が開通すると品ぞろえが豊富な大都市の百貨店との競争にさらされました。近年は郊外型のショッピングセンターなどとの競争激化やインターネット通販の普及で苦しい経営を強いられており、直近の2020年2月期の売上高は124億600万円で、ピーク時の3割にとどまっています。業績の改善が見込めないとして、昨年10月10日に閉店が発表されました。
最終日の31日は午前10時から営業し、午後7時半にシャッターが下ろされます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、閉店セレモニーは行われません。
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投稿日 2020-08-31 12:35
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2020-08-31 21:09
ワオ!と言っているユーザー