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- <カズオ・イシグロ>『クララとお日さま』@早川書房
ロンドン在住のノーベル文学賞作家<カズオ・イシグロ>(65)さんが、2017年の受賞後、初めてとなる長編小説『クララとお日さま(Klara And The Sun)』を2021年3月に早川書房から刊行することが16日、早川書房が発表しています。英米など、世界で同時発売される予定で、同年秋に来日されるようです。
作品は、クララと名付けられた人工知能(AI)を搭載したロボットが主人公の物語。ある少女の家に買われたクララが、献身的に少女に尽くす中で、一家の秘密が明らかになっていきます。
<カズオ・イシグロ>さんは、1954年長崎市生まれ。海洋学者だった父親の仕事の都合で、5歳で渡英。1981年、フェイバー社が刊行する『新人集・七』に収められた三つの短篇『不思議に、ときには悲しく』(1980年)、『Jを待ちながら』・『毒殺』で作家デビューしました。
『日の名残り』(1994年・監督:ジェームズ・アイヴォリー) ・ 『わたしを離さないで』 (2011年・監督:マーク・ロマネク)は映画化されています。2015年3月にイギリス・アメリカで同時に出版された『忘れられた巨人』以来の長編小説となります。
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