日本で初めての肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」を運営してきた女優<宮城まり子(本名・本目真理子>(1927年3月21日~2020年3月21日)さんが21日、亡くなられています。2012年に瑞宝小綬章を受章、93歳でした。
東京都出身。1955年に『ガード下の靴みがき』で歌手デビューしました。その後、ミュージカル女優などとしても活躍し、テレビドラマ『てんてん娘』(ラジオ東京テレビ・1956年(昭和31年)4月2日~1957年(昭和32年)6月24日)や映画『オンボロ人生』「1958年・監督: 番匠 義彰)で地位を築きました。
脳性まひの子の役を演じたことなどから障害児教育への関心を高め、1968年に私財を投じて「ねむの木学園」を静岡県浜岡町(現御前崎市)に開きました。1974年、障害のある子どもたちとの日々を描いた記録映画『ねむの木の詩』を製作・監督して反響を呼びました。
1997年、施設を同県掛川市に移すとともに「ねむの木村」を開設。美術館などを併設して独自の障害児教育に取り組むとともに、全国各地で絵画展やコンサートを開いて障害者への理解を訴えてきました。上皇ご夫妻とも交流があり、2018年11月には両陛下が私的旅行として、ねむの木学園を訪れています。
1994年7月に死去した作家の<吉行淳之介>氏とは、伴侶として約40年間を過ごし、1999年には園内に吉行淳之介文学館も開設しています。
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投稿日 2020-03-23 08:18
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投稿日 2020-03-23 08:54
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