世界最古の「マヌルネコ」@神戸どうぶつ王国
3月
22日
「マヌルネコ」はモンゴルやイランなど中央アジアに生息し、約600万年前から存続しているためネコ科で最も古い種とされています。感染症に弱いため飼育が難しく、国内では王子動物園(同市灘区)や上野動物園(東京都)など7園にしかいないといいます。個体数が少なく、準絶滅危惧に指定されています。
寒い場所に生息しているため外見は毛が長く密集しており、ずんぐりとした体型に見えます。また、瞳の光彩は他のネコ科のように縦に細くならず、丸い形のまま縮小することも特徴です。
公開が始まった2匹は、姉妹園の那須どうぶつ王国(栃木県)で2019年4月22日に誕生した「エル」(雄)と「アズ」(雌)です。