『の・ようなもの のようなもの』@<杉山泰一>監督
1月
10日
東京の下町。落語家一門の出船亭に入門した「志ん田(しんでん)」(松山ケンイチ)は、師匠の「志ん米(しんこめ)」(尾藤イサオ)から、かつて一門に在籍していた「志ん魚(しんとと)」(伊藤克信)を探してほしいと頼まれます。「志ん米」は、一門のスポンサー的存在で、「志ん魚」を贔屓にしている女性会長のご機嫌をとるため、もう一度「志ん魚」を高座に引っ張り出そうと考えていました。
「志ん田」は、師匠の弟弟子である「志ん水(しんすい)」(でんでん)や昔の門下生を訪ね歩いて手がかりを集めようとしますが、なかなかうまくいきません。
『の・ようなもの』ほか多数の森田作品で助監督や監督補を務めた<杉山泰一>がメガホンをとり、<森田芳光>監督の遺作となった『僕達急行A列車で行こう』でも主役を演じた<松山ケンイチ>が主演。<伊藤克信>、<尾藤イサオ>、<でんでん>といった前作にも出演したキャストが、同じ役柄で登場しています。