14億円の自動車「ラ ヴォワチュール ノワール」@ブガッティ
3月
12日
「ラ ヴォワチュール ノワール」は、ブガッティが第二次世界大戦前に製造した「タイプ57 SC アトランティーク」をモチーフにしています。当時、世界で最も美しいクルマと評されたクーペで、伝説の車種。デザインとともに走行性能もすさまじく、時速200キロ以上の最高速度を実現したそうです。1930年代というとまだ馬車や蒸気機関が使われていた時代。地上を走る乗り物の中では、群を抜く速さでした。
「ラ ヴォワチュール ノワール」は、圧倒される性能、デザイン、特別感、まさに現代のタイプ57といえます。ブラックのカーボンファイバーによって作られた車体は、ため息が出るほどの気品にあふれています。そして、タイプ57の特徴でもあるボディーラインの中央をスッーと通るトサカのような造形をラインで再現。見ているだけでうっとりしてしまう迫力があります。
もちろん走行性能も世界最高クラスです。8リッターW16気筒エンジンによって、最大1500馬力、最大トルク約163.15kgf-m(1600Nm)のバケモノのような出力を備えています。