11本足のスルメイカ@鳥取県水産試験場
1月
27日
イカは通常、胴体の下にある頭から足が生えているが、1本だけ胴体から生えていた。境漁港で水揚げされ、17日、米子市の飲食店の従業員が調理準備中に発見し、店主から試験場に連絡がありました。
同様の個体は国内の論文では過去4例しか報告されていません。胴体は長さ20・9センチで、足の長さは4・9センチ。店で既にさばかれ、胴体だけが残っている状態です。飲食店店主は「約40年間スルメイカを調理して初めて見た」と話しているそうです。現在は冷凍保存され、今後は県立博物館で保管する予定です。