アメリカ航空宇宙局(NASA)は15日、宇宙から海氷や氷床などの変化を監視する人工衛星「ICESat(アイスサット)2」を、西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地からデルタ2ロケットで打ち上げました。 この衛星は、レーザーを使って地球上に広がる海氷や氷床、氷河の高さを精密に計測します。 結果は、地球温暖化に伴って氷が解ける速度を探る研究などに生かされます。 また、陸上の氷が解けて海に流れれば海面上昇につながるため、氷の観測は海面上昇の進行予測にもつながります。.