<郵便切手>(15)ソメイヨシノ「52円」
12月
14日
切手デザイナー<貝淵純子>さんのデザインで、グラビア4色の印刷です。
バラ科バラ属の 「ソメイヨシノ(染井吉野)」 は、「オオシマザクラ」と「エドヒガン」との雑種で、江戸時代の終わりごろ植木職人や園芸関係者が多く住んでいた染井村から広まった品種ですが、すべてクローンなため特性が同じということで、「桜の開花宣言」の標本木として利用されています。
当時<サクラ>の名所として大和の吉野山にあやかって「吉野」や「吉野桜」として売られていましたが、吉野山に多い「ヤマザクラ」と混同される恐れがあることから、1901(明治33)年に「染井吉野」と命名されています。