ファルコン植物記(1410)赤紫色の花【サクラソウ】(2)
1月
17日
サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、江戸時代に栽培が進み、数百種に及ぶ品種が育種され、現在約300種が1952年に設立された「さくらそう会」の認定を受けています。
高さ15~40センチの花茎を直立させ、その先端い数個の花を咲かせます。
花径2~3センチほどで、花弁は深く5裂に裂け、さらに各片の中央に切れ込みが入ります。
葉は楕円形でシワが多く、縁に浅い切れ込みがあり、茎や葉に白い軟毛が生えています。
園芸店では「サクラソウ」という名称で売られていますが、 「プリムラ・マラコイデス」 ・ 「プリムラ・オブコニカ」 などが多く、これらと区別するために本種は「日本サクラソウ」と表記されたりしています。