ファルコン植物記(1324)ハンドペイントの<バラ>(44)【ピカソ】
10月
25日
スペインアンダルシア地方のマラガ市で生まれ、のちフランスで活躍、<ジョルジュ・ブラック>とともに「キュビズム」の創始者として知られ、絵画のみならず素描、版画、挿絵、彫刻、陶芸等幅広く制作し、もっとも多作な美術家として、『ギネスブック』に登録されています。
<バラ>の【ピカソ】は、1971年イギリス(その後ニュージランドに移転)の<マグレディ社>が作出しています。
花弁の表が赤朱色、裏側が白色、花弁の縁に白いかすり模様が入る花姿を持ち、<バラ>の園芸業界では「ハンド・ペイント」と呼ばれる世界初の品種です。
その斬新な花姿を、<パブロ・ピカソ>の偉業をたたえての品種名だとおもいます。