成虫の【ヤマトシジミ】は、多種多彩な花の蜜を餌としていますが、幼虫は「カタバミ」の葉しか食べません。
【ヤマトシジミ】の周りに、「カタバミ」の葉が何枚か見えていますが、カタバミ科カタバミ属の多年草で、地表の葉を刈り取ってもまた芽吹きをする元気な野草です。
ハート型の三出複葉で、マメ科の 「クローバー」 とよく似た葉形状をしていますが、「クローバー」の葉は丸く白い線があり、全く異なる科の植物です。
「カタバミ」の漢字表記は<酢漿草>ですが、葉や茎にはシュウ酸水素ナトリウムなどの水溶性シュウ酸を含んでいるために、噛むと酸っぱく感じます。
【ヤマトシジミ】は、幼虫の食草として他の昆虫が嫌がる味の「葉」を、あえて選んできたのかもしれません。
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投稿日 2013-10-02 04:53
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2013-10-02 16:38
ワオ!と言っているユーザー