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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(306)赤紫色の花【ツタンカーメンのエンドウ】

スレッド
ファルコン植物記(306)赤紫...
遠目には「スイートピー」かと見ていたのですが、近づきますと【エンドウ】の花でした.
マメ科エンドウ属の1・2年草で、蝶形の花姿を見せてくれます。
原産地はヨーロッパで、一般的には「エンドウマメ」「サヤエンドウ」、英名で「グリーンピース」と呼ばれていて、貴重な食料源です。

サヤだけを食べる「サヤエンドウ」、サヤの中の実を食べる「実エンドウ」、サヤと実を食べる「スナップエンドウ」と分類されますが、家庭の花壇に植える花として【エンドウ】とは珍しいなと眺めていました。

偶然お家の方が出て来られ、お話をさせていただきますと、この【エンドウ】は<ツタンカーメンのエンドウ>と言われている品種だそうです。
1922(大正11)年、英国の考古学者であるハワード・カーターが発見したツタンカーメンの副葬品から見つけた種を、発芽・栽培に成功させたものだそうです。

日本には1956(昭和31)年、アメリカから桜を贈った返礼として水戸に届けられ、以後小学校や新聞のキャンペーンで栽培が広がったようです。

一部の説には、3000年の眠りから発芽するのは【エンドウ】の性質からして怪しいとの意見もあるようですが、食料という目的を忘れ、古代にロマンを馳せるのも、夢が広がりそうです。
#園芸 #花

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2012-05-05 10:22

古代エジプトエンドウですか!

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-05-05 19:28

1951年、落合遺跡で発見された「ハスの実」も2000年目で開花して、「大賀ハス」として有名ですので、あながち偽物ともいえないのでしょうねぇ。
真意は学者にまかせて、花を見て夢をはせる方が凡人にはいいようです。 (苦笑)

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紫
さんからコメント
投稿日 2012-05-05 11:17

命を繋ぐ「食」が、古代へのロマンを彷彿とさせて、エンドウの花も美しく感じます。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-05-05 21:42

当時は、花を見る余裕よりは、食べることの方が主体でしょうが、ツタンカーメンもこの花を愛でていたのかと考えると、夢がありますよね。

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dote
doteさんからコメント
投稿日 2012-05-05 16:48

普通のエンドウと何か違いが有るんでしょうか?
豆科の花は皆共通点がありますね

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-05-06 02:03

白い花が咲く実エンドウに比べて、丈が低いとはおもいましたが、現在のエンドウマメと同じだと思います。
3000年前の種から広がったということが、貴重価値があるようですね。

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2012-05-08 23:49

古代エジプトの地にこの花が咲いていたと思うと一層愛おしく見えますね。(^▽^)
色鮮やかで、いかにもエジプトの地にふさわしい色合いです。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2012-05-09 16:24

ちゃんとエンドウ豆ができるのか、楽しみにしております。
二色の色合い、きれいですよね。

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