新年度
4月
2日
首相や官房長官、閣僚の多くは
「復興に向けて歩みを進める段階に入った」
と防災服から背広に着替えました。
一歩一歩復興に向けて進み始めています。
復興には膨大な時間と財源が必要になりますが
国民一丸となって出来ることをひとつずつですね。
東京の桜もようやくほころび始めました。
東京では花見を自粛するムードがあります。
自粛をするだけではなく
「桜が咲いたからって一杯飲んで歓談するような状況じゃない」
「少なくとも夜明かりをつけて、お花見なんていうのは自粛すべきだ」
との行政の長からの声も聞こえてきます。
これに対しては節電啓発担当大臣からは
「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」
という意見もありましたし
「自粛は経済活動を停滞させ、復興の妨げになる」という意見もあります。
いろんな意見があると思います。
何万人という方が命をなくし
生きても大切な家族を失い、家をなくし、
仕事をなくした方がたくさんおられます。
避難生活で不自由な生活を強いられている方が今も数多くいらっしゃいます。
被災地の方々の辛く悲しい状況を思えば
とても花見なんてできないという気持ちになります。
被災した方々の心情はどうでしょうか。。。
「気にしないで、どうぞ、花見を楽しんでください」
という方もいらっしゃるかもしれませんし
「こちらは辛いのに…」と悲しむ方もいらっしゃるかも知れません。
でも、、、
”花見を自粛することでは被災した方をお助けすることにはならない”
ということは言えるのではないかと思います。
投稿日 2011-04-02 23:31
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2011-04-03 09:26
ワオ!と言っているユーザー