25日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇してます。7時20分時点は「1ドル=158円89〜158円93銭」と前週末17時時点と比べて23銭の円高・ドル安でした。
米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進展するとの見方が広がりました。原油先物価格の下落を受け、米金利が低下し、日米金利差縮小への意識が円買い・ドル売りを促しています。
23日、<トランプ米大統領>はイランとの戦闘終結に向けた合意が「まもなく発表される」との認識を示し、内容の大部分について交渉は終わったと主張しました。英フィナンシャル・タイムズ(FT)は23日、交渉仲介者の話として、米国とイランが停戦を60日延長する方向で合意に近づいていると報じています。
米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近7月物は日本時間25日朝方の取引で「1バレル=91ドル台」と、前週末の清算値を5ドルほど下げています。
ただ、円の上値は重く、核開発問題やホルムズ海峡を巡る米国とイランの隔たりは大きいとみられ、交渉決裂の可能性は残っています。
25日、米ニュースサイトのアクシオスは米政府高官がイラン指導部による合意承認には数日かかる可能性があるとの見方を示したと報じました。交渉の先行きは予断を許さず、基軸通貨のドルに対する「有事の買い」が入りやすい状況です。