「1ドル=159円68銭~159円69銭」(6月2日)
6月
2日
2日の東京外国為替市場で、円相場は続落でした。17時時点では前日の同時点に比べ22銭の円安・ドル高の「1ドル=159円68〜70銭」で推移しています。
米国とイランとの戦闘終結に向けた交渉が長期化するとの見方から原油相場が高止まりしており、日本の貿易収支の悪化を懸念した円売り・ドル買いが優勢でした。
1日、イランの革命防衛隊に近いタスニム通信は、イランの交渉団が仲介者を通じた米国との間接的な協議や文書のやりとりの協議を停止したと報じました。イスラエル軍がレバノンの親イラン組織ヒズボラへの攻撃を激化させており、停戦の前提条件が破られているためだといいいます。
米国とイランの交渉が停滞すれば、事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の開放が遠のいて原油需給の逼迫も続くとの思惑から、日本時間2日の取引で米原油先物相場は「1バレル=92ドル前後」で推移しました。戦闘開始前より高い水準が続いており、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の交易条件が悪化するとの懸念が円相場の重荷となりました。国内の輸入会社など実需筋が円売り・ドル買いを活発にしたとの観測も円売り・ドル買いを促しています。
1日、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表しました5月の製造業景況感指数は(54.0)と4年ぶりの高水準となり、市場予想(53.2)も上回りました。米景気の底堅さが意識され、米金利の先高観が強まりました。日米金利差は開いたままとの見方も円相場を下押ししています。








