今年の読書(41) 『警官魂:激震篇』 に続く後半です。
誘拐された本部長宅に戻った三島は、本部長の捜査方針を暴露することにより、犯人側との接触を保ちますが、本部長の命令に逆らえない県警の同僚たちに邪魔されて、思い通りに誘拐された娘を救出することがでません。
一度誘拐犯たちと立ち向かいますが、同僚の邪魔が入り犯人達にまたもや逃げられてしまいますが、その際同僚が犯人の顔を撮影していました。
この犯人の一人が、もと本部長の部下であることが判明するのですが、当時出世のために恋人を殺された恨みを抱え、裏金作りを進める本部長のスキャンダルを暴露させるために、娘を誘拐したことが明るみに出てきます。
三島は娘を無事保護し事件は解決しますが、裏金作りの解決は出来ず、やはり閑職のまま刑事生活を続けていくエンディングとなります。
著者は福島県生まれで、福島大学を卒業されています。
誘拐犯の指示に従い、街中を車で移動しますが、市内の街並みの描写や建物名が随時出てきます。
解説で、<本書は福島県出身の著者が、震災前に描いた最後の長編ということになる>という一文がありました。
郷土出身の作家として地元を愛する目で、東日本大震災に関連する著作が、今後出版されることを期待しています。
* ブログル仲間の<birdy>さんから、この本を原作としたテレビドラマが、3月31日(土)21:00から、テレビ朝日系で放送があると教えていただきました。
ソースと醤油の調味料入れは、形状から判断出来る場合が多いと思います。
注文の料理が出てくるまで、なにげなくカウンターに置かれている調味料入れを見て、「なんだかなぁ~」という気持ちになりました。
写真のように「し」と「ぽ」という文字が、蓋に一字づつ書かれています。
「し」=醤油、「ぽ」=ぽんず、だと思いますが、略した文字ではなく、調味料入れの本体にシールなどで正式な名称を表示してほしいなと、気になりました。
お昼ご飯は、スナック 「あーばぁん」 に出向いた際、ママさんから教えていただいた新規開店の【えびす】(板宿南店)にさっそく寄ってきました。
現在のお店 「えびす」(板宿店) より、100メートルも離れていない距離で、以前は立ち呑み 「たっちゃん」 があった場所です。
3月5日(月)開店ですが、「板宿店」が昨年の7月18日(月)の開店ですので、凄い勢いで系列店の数が増えています。
魚の卸業が母体と聞いていますので、同じ系列の「えびす大黒」の 「海鮮丼(500円)」 と同様のランチメニューがありましたが、今日は「びっくり天丼」(680円)にしました。
20センチ級の大きなエビが2本、カボチャ・のり・シシトウといった天ぷらがのっています。
いい塩梅のタレの味付けで、ご飯の量もちょうどよく、魚のアラの入った赤だしと共においしくいただいてきました。
【エニシダ(金雀枝)】は原則として黄色の花を咲かせますが、白色もあり、交配品種として赤桃色や橙色もあるようですが、残念ながら見たことはありません。
花の形を見ればすぐに分かりますが、マメ科エニシダ属の花で、地中海沿岸が原産地です。
写真からも分かるように、雄しべや雌しべは、翼弁と竜骨弁に包まれていて見えていません。
昆虫などが花に停まりますと、その重みで花弁が開き、昆虫を媒体として受粉が行われるという、面白い仕組みをもっています。
果実はマメ科ですので、「さやえんどう」とそっくりな形で、熟すと真っ黒になります。
西洋では【エニシダ】の枝を用いて箒を作ったようで、魔女が股がって空を飛ぶという箒は、この枝だと言われています。
朝日に輝いて、あざやかな黄色の花を付けている木が目につきました。
近寄りますと、【サンシュユ(山茱萸)】の花でした。
葉が出る前に咲く花で、季語も「春」の扱いです。
ミズキ科ミズキ属の落葉小高樹で、中国・朝鮮半島が原産地、日本には江戸中期に渡来しています。
枝の先端に黄色の小花をかたまった状態で咲き、少し離れてみますと木々全体が真っ黄色に見るることにより、別名「ハルコガネバナ(春黄金花)」と言われる所以です。
花弁は4枚、少し反り返った感じで開き、4本の雄しべが飛び出しています。
秋にはグミに似た赤い実を付けますので、これまた別名「アキサンゴ(秋珊瑚)」と名づけられています。
この3月前後、同じ黄色の花を付ける「マンサク」と同様、春を代表する花木です。
女料理人<澪>を主人公とする<みをつくし料理帖>シリーズも、前作の 『心星ひとつ』 に次いで7巻目になりました。
前作では、秘かに心を寄せている御膳奉行<小松原(=小野寺数馬)>との縁談の手順がまとまりかけていたのですが、料理の世界を捨てきれない<澪>は、読者の予想通り(小野寺)との縁談を断ってしまいます。
毎年師走に発表される「料理番付」にも、<澪>の「つる家」は名前も載らず、想い人(小野寺)との破局も重なり心労からか、<澪>は味も匂いもわからなくなり、店主の<種市>は、「三方よしの日」に手伝いに来てくれている吉原の「翁屋」の料理人<又次>に2か月だけの手助けを求めます。
約束の2か月が過ぎ役目を終えた<又次>を、<種市>と<澪>は吉原まで見送りますと廓には火事が発生、<又次>は<澪>の幼馴染の<あさひ太夫>を救い出すべく火事場に飛び込み太夫を無事に救い出しますが、<又次>自身は帰らぬ人となってしまいます。
「つる家」に来て心も開き、明るい笑え声も出し始め、客からも慕われ始めた<又次>の死は、<澪>や「つる家」の奉公人達にとって耐えがたい悲しみを与えましたが、<澪>にとっては匂いや味がわかるきっかけにもなりました。
いつもおいし料理で満足させていただいています【仙草】さんですが、今回はグルメ報告ではありません。 ママさん手作りの<秘伝:鶏ガラ白湯スープ>の紹介です。
<秘伝>と銘打ちましたが、わたしが勝手に名付けさせていただきました。
以前食事中に、大型冷蔵庫に保管されようとする<鶏ガラ白湯スープ>の写真(左上)を撮らせていただき、今回ママさんにスープの件で色々とお話しをお聞きしました。
スープの取り方のレシピは、お店により鶏ガラの分量・ネギ・お酒等を含めて<秘伝>だと思いますので、あえて詳しくは聞きませんでした。
じっくりと時間をかけて煮込み、濾しての作業、下準備も大変だと思います。
わざわざ本日用意している<鶏ガラ白湯スープ>の鍋まで持ち出してきて下さり、ママさんに恐縮です。
写真だけでは真似のできない自信のレシピだからこそ、あえて見せていただけたのだと思います。
最後の味付けの調整もあり、素材を生かすプロとしての腕の見せ所、やはり家庭では味わえない【仙草】さんの楽しみです。
レトルトカレーやインスタント麺を、シリーズ化して食べてきていますが、買い置きもなくなり、「ライフ神戸駅前店」に出向きました。
スーパーですので、入り口横にある買い物カゴを取ろうとしましたら、黄色いカゴが目につき、新品なのかなと気にもせず、従来のえんじ色のかカゴを手にして買い物です。
レジ台に置きお金を払いカゴを受け取ろうとしましたら、目に前にあるのは「黄色のカゴ」でした。
商品を詰める段階で、これが<精算専用カゴ>だと理解できました。
「なるほど」、万引き対策の為に色違いにしているのだと理解できましたが、それほど万引きが多いのかと、気になる対応策です。
「まるごと野菜」シリーズの【モッツァレラと彩り野菜の完熟トマトソース】(262円)です。
「まるごと野菜」と銘打つだけに、これ一食で野菜役250グラムの摂取ができる製品です。
完熟トマトと炒めタマネギを使ったソースで、モッツァレラチーズが入っていますので、味わいがもちっとした感触に仕上がっています。
トマトの酸味は弱く、タマネギとチーズの甘みが感じられます。
揚げナス・揚げズッキーニも適度な量で、パスタソースのアクセントになっています。
完熟トマトを使用ということで、ソースに混ざっている種の<ブチブチ>感が、面白い食感でした。
「タバスコ」をかけようかと思いましたが、野菜とチーズの甘みを大事にしながらいただいておりました。
昨日の 「セイヨウヒイラギ(西洋柊)」 と同様、フラワーロードの植え込みで見つけました、樹高2メートルを超えている【セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)】の花です。
メギ科ヒイラギナンテン属で、人工交配による園芸品種ですので正式な意味での原産地はなく、常緑低木種です。
別名、「マホニア・チャリティ」と呼ばれています。
枝先から、長い総状花序を放射線状に伸ばし、芳香のある直径5ミリ程度の、釣鐘状の黄色の花をたくさん咲かせます。
幹は真っ直ぐに立ち上がり、樹皮は茶褐色で縦に吹き切れ込みが入る特徴を持っています。
色々と<ヒイラギ>と名のつく植物を取り上げてきましたが、
<ヒイラギ> は、モクセイ科
<セイヨウヒイラギ> は、モチノキ科
<ホソバヒイラギナンテン> と この<セイヨウヒイラギナンテン> は、メギ科
という具合にどれも<ヒイラギ>の名称が付きますが、同じ「科」でないのが紛らわしく、頭の整理がつきません。
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