<シリーズ疫病神>と副題が付いていますが、『疫病神』(新潮文庫化)・『国境』・『暗礁』に次いで4作品目が、この『螻蛄(けら)』(平成24年2月1日刊行)です。
エンターティナメントという言葉がありますが、まさにこの作品の為にあるようにと思えるほど、娯楽性に富んだ面白い小説です。
自称建設コンサルタントと称する堅気の二宮と、二蝶会の経済ヤクザの桑原の二人が織りなすドタバタ喜劇、会話はすべて関西弁ですので、台詞の言い回しが漫才の雰囲気があり、深刻な話も笑いで済ませてゆく姿は、関西人ならではの行動だと思います。
今回は、信者五百万人を擁する伝法宗慧教寺に伝わる絵巻物をシノギのネタとして、大阪・京都・名古屋・東京と縦横無尽に金の為に動き回りますが、最後は読んでのお楽しみです。
読み終えて、映画『悪名』を思い出しました。桑原に八尾の浅吉役の勝新太郎、二宮にモートルの貞役の田宮二郎を当てはめますと、ぴったりの配役だと思います。
1000円で750ページの小説、読んで損はない一冊だとお勧めします。
<得好き!>と銘打ち、第1弾として 「3種のチーズ牛丼」 (380円→330円)を食べましたが、今回4月6日(金)9:00迄ですが、第2弾の3種類が出ています。
「おろしポン酢牛丼」(380円→330円)・「ハンバーグカレー」(480円→430円)、そして選びました「炭火やきとり丼(並)」(380円→330円)で、どれも(50円)引きです。
わたしには甘めのタレの味でしたが、紅ショウガと七味を振りかけて調整をしました。
焼き鳥、確かに炭火焼きの香ばしさが感じられる味で、肉の焼き加減も柔らかくていい感じの味わいでした。
きざみ海苔が、味の調整役として良く働いています。
この分だと<得すき!>シリーズとして続きそうで、次はどのようなメニューが出てくるのかと、お店を覗く楽しみが出来ました。
神戸ハーバーランドの街路樹の足元に、【フッキソウ(富貴草)】が植え込まれています。
ツゲ科フッキソウ属に分類されていますが、常緑小低木もしくは多年草と記述がまちまちで、木なのか草なのか知り得ていません。
丈は15センチ程度しかありませんので、植え込みの足元や、グランドカバーなどによく利用されているのを見かけます。
花の写真を取るために地面にへばりついておりますと、通りがかる皆さんが、怪訝な顔をされるのには、参りました。
この花は花弁がなく、茎の先に「穂状花序」の形で、先の方に雄しべ(写真の白い4本)を付け、基部に雌しべがつく単性の植物です。
面白い形状ですが、足元に這うように咲いていますので、知らずに通り過ぎているかもしれません。
見つけられましたら、ぜひかがみこんで、面白い形を眺めていただければとおもいます。
2011年・第64回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した白黒&サイレントのラブストーリー『アーティスト』が、2012年4月7日より全国で公開されます。
舞台は1927年のハリウッド。スター俳優の「ジョージ・バレンタイン」は若い端役女優の「ペピー・ミラー」を見初めてスターへと導きますが、折しも映画産業は無声からトーキーのへの移行期でした。無声映画に固執し続ける「ジョージ」が落ちぶれていく一方で、「ペピー」はスターダムを駆け上がっていきます。
「ジョージ・バレンタイン」を<ジャン・デュジャルダン>、「ペピー・ミラー」を<ベレニス・ベジョ>が演じ、監督は、2006年の第19回東京国際映画祭グランプリ受賞作『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』の<ミシェル・アザナビシウス>が務めています。
第84回アカデミー賞(2012年2月26日)では作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作となっています。
なるべく月はじめの<1日>は、水商売の「ゲンツケ」ということで、スナック「OBABA」さんに顔出しするようにしています。
昨日の<1日>は日曜日でしたので、本日顔出しです。
<2日>は「OBABA」さんの開店した日付けでもあり、月はじめとして悪くない訪問です。
休み明けの「魔の月曜日」です。おそらくオババは何も突き出しの用意をしていないだろうと考え、 【ゆうちゃん】 にて8コ(360円)のたこ焼きを買いました。
オババのお店のすぐ近くに、 「たこっCHU:新開地店」 もあるのですが、残念ながら月曜日はお休みです。
6コ(270円)でもよかったのですが、お客さんがおられたらおすそ分けと考え、多めにしたのですが、きっちりオババに半分取られてしまいました。
ダイエー板宿店の西側に、第8回神戸具象彫刻展において、「準大賞・市民賞」を受賞した『カルタゴ』(天野裕夫作)が、平成9年3月に設置されています。
昨今、市民の方々がボランティアで、植え込みや花壇などのお花のお世話をされており、花壇等のコンクールもある時代になりました。
街中を美しく飾ることは素晴らしいことだと思いますが、残念なことに『カルタゴ』の周囲におかれている植木鉢、皆枯れた状態のままで放置されていました。
彫刻をきれいに飾ろうという行為を、否定するものではありませんが、枯れた葉や花がそのままでは、弊害としか言いようがありません。
ご近所の方々のお世話だと思いますが、早や目に撤去されたらと、気になりました。
インスタント麺として<ラーメン・うどん・そば>と食べてきていますが、今回初めてベトナムの【フォー】のカップ麺(105円)の登場です。
このカップ麺の原産国は、本場のベトナムです。
蓋を開けた瞬間、なんともいえぬエスニックな香りが漂いました。
麺は米が原材料ですので、半透明の平打ち麺です。
粉末スープとかやくを入れ、熱湯を入れようとしましたら、日本製品のカップ内には、基準線があるかカップ自体で段があるとかでお湯の分量が分かるのですが、このカップには何もありません。
説明書きを見ると、400ccのお湯と表記はあるのですが、仕方なく長年の経験からカップの八分目程度にお湯を入れて3分待ちました。
食べる直前、「パームオイル」を入れてかき混ぜます。
ラーメンと違い米の麺ですのでツルツルと喉越しもよく、麺自体に癖がありませんので、薄味のスープがよく合っていました。
スープが淡泊でヘルシーな【フォー】、246kcalと低カロリーです。
かやくとして「エリニヂウム」が入っており、香菜の香りプンプンのスープも、おいしく飲み干せました。
南アフリカで植物採集をしていた植物学者のエクロンが発見したこの花を、親友の医師フレーゼの名を付けて紹介したのが名の由来です。
原種では黄色の花の<フリージア>ですので、和名では「アサギスイセン(浅黄水仙)」と呼ばれており、アヤメ科フリージア属の球根植物です。
オランダに渡り、品種改良され、今では黄色の花弁だけではなく、白色・紅色・桃色・橙色等、多色な色合いで楽しませてくれます。
6弁の花弁を持つ花が、数輪横並びに蕾を付け花を咲かせる「穂状花序」の形態をしています。
ご近所の花壇で、蕾の状態で毎日眺めていましたが、ようやく根元に近い蕾が一輪花を咲かしていました。
次々に横並びに開花していきますので、これからが楽しみです。
本日、【ラジオ関西】が開局60周年をむかえました。
1952(昭和27)年4月1日に、全国10番目の中波放送局として開局、コールサインは(JOCR)です。 どのラジオネットワークにも参加していない、独立系の放送局です。
関西には色々なラジオ放送局がありますが、わたしはもっぱら【ラジオ関西】を聴いております。地元に密着した放送局ですので、身近な情報源として貴重です。
大ヒットしたフォーククルセダーズの『帰って来たヨッパライ』を、日本で一番最初に放送したことでも有名ですが、何と言っても「電話リクエスト」の先駆けとして毎日楽しみに聴いておりました。
テーマソングとして流れていたロイ・エルドリッジの『スターダスト』をいまでも聞きますと、当時の懐かしい思い出が甦ります。
阪神・淡路大震災で須磨にありました社屋は被害を受けましたが、幸いに放送機器とアンテナは大丈夫で、震災後から69時間、コマーシャルを一切入れずに震災報道と安否情報を放送し続けたのは、地元局でなければ出来なかったと思います。
写真のマグカップは、初めて【ラジオ関西】からいただいたノベルティーで、1973(昭和48)年頃の記念品だとおもいます。
当時の周波数は560キロヘルツですが、いまは558キロヘルツに変更されています。
S&Bの <予約でいっぱいの店の「いかすみソース」> に続いて2種目のイカスミパスタソースの登場です。
トマト・玉ねぎの甘みがよく出ており、イカスミ臭さもなく大変いい出来栄えのパスタソースでした。
黒いソースに溶け込んでいると思いますが、黒トリュフを見つけることは諦めました。確かに「ブツ」とした感触葉ありましたが、トリュフかにんにく等の野菜なのかの区別がつきません。
アメリケーヌソースと白ワインで仕上げられているようですが、海の幸を感じる味わいで(105円)の商品としては、十分にお値打ち品です。
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