つやつやとした光沢のある小さな葉を密集させ、茎の先に青紫色や白色の直径1~2センチの小さな花を、たくさん咲かせる【エキザカム】です。
リンドウ科エキザカム属の植物で、【エキザカム】の仲間は,
東南アジア・アフリカに約20種分布しています。
その中でも、園芸で好まれているのは、「エキザカム・アッフィネ」とその園芸品種です。
アッフィネ種は、アラビア半島の南にありますソコトラ島原産で、日本には1920年代に導入され、夏の鉢花として人気があります。
和名としては、「ベニヒメリンドウ(紅姫竜胆)」と呼ばれています。
芳香性がある花で、八重咲きの品種もあります。
花の中心部分に黄色の<葯(やく)>を持ち、青紫色との対比がかわいらしく、丸っこい5枚の花弁も、優しさを感じさせる花姿です。
花径2ミリほどの小さな花が、かたまるように咲いています【シャク(杓)】です。
セリ科シャク属の植物で、多年草です。
大きなものでは草丈1メートル程になり、数回枝分れをして花序を出していきます。
コンパクトデジカメでは、花径2ミリの撮影は限界のようで、5弁花ですが、外側に向く花弁が大きい特徴が写しだせません。
花が咲く前の茎や葉は、食用になりますし、根は「山人参」として、これまた食用になります。
「葉」の形が、ニンジンに似ていますので、別名「ニンジンバ」とも呼ばれています。
この花径2ミリの所に、体長8ミリほどの小さな蜂が蜜を吸いに止まり、運よく画面に取り込めました。
よく観察できませんでしたが、体型の特徴から「ニホンチュウレンジ」だとおもいます。
軽い朝食として、原産国シンガポールの【シンガポールやきそば】(98円)を食べました。
ご当地焼そばとして、「ミーゴレン(MI GORENG)」という方が、分かりやすいかもしれません。
「ミー」は麺、「ゴレン」は揚げるの意味ですが、実際には日本の焼きそばと同様に炒めて作ります。
調味料に「ケチャップマニス」を使用しますので、色合い的には、日本の「ソース焼きそば」と遜色がありません。
熱湯で2分ほど麺をほぐした後、湯切りし、添付の粉末スープと調味油を混ぜ合わせて完成です。
イスラム教の戒律に従った製品<HALAL>ということで、豚肉がないのは当たり前ですが、キャベツも海老・鶏肉もなにも具材としては入ってありません。
トマトの甘味のあるソース味といいますか、ケチャップ味のソースで、特別エスニックな味付けではありませんでした。
袋に書かれている「快熟麺」や「辣味星洲炒麺(MI GORENG)」という単語,「NO MSG(化学調味料不使用)」などを面白く見ながら、いただきました。
文庫本にして、(上・下)2冊で900ページを超す長編ですが、読み終わってほっとするよりも、もっと続けて読みたいと感じる内容で、今年も半年が過ぎましたが、前半制覇した本として、一、二位の評価を与えられる力作でした。
東京のとある下町で、顔のつぶされた男の死体が発見され、続けて謎の連続殺人が起こります。
顔のつぶされた死体が発見された家の主婦<高見(松任)風子>の行方が分からず、警察は殺人犯として手配します。
所轄の刑事、<遠野要>が<高見風子>を追い求めますが、捜査に並行して<遠野>の家庭問題や不倫問題の描写が続き、殺人事件との兼ね合いが分からないままに読み進めましたが、これが思わぬ伏線として物語の後半に生かされてゆきます。
不幸な生い立ちを背負った<高見風子>を中心として、幼少から現在に至るまでの複雑な人間関係が絡み合い、一気に最後まで読ませる文章力に圧倒されました。
今宵のビールのお伴は、数少ない100円台のメニューのひとつ「鯵フライ」(180円)です。
スズキ目アジ科アジ亜科に含まれる魚の総称として「アジ」と使われていますが、日本ではその中で「マアジ」を指すことが多いと思います。
「ムロアジ」は<くさや>として、焼くときの匂いは独特で臭いですが、味は淡泊でおいしい干物です。
「シマアジ」は寿司屋さんの高級食材として、刺身や握り鮨で大活躍です。
「アジ」は、「味がよい」ことに由来すると言われていますが、魚偏に「参」と書くのは、おいしくて「参ってしまう」からだとも、旬の季節が旧暦の3月だから和数字の「参」としたとも、諸説あるようです。
揚げたてのアツアツの「鯵フライ」、ソースをかけておいしくいただきました。
<トマトブレンドなつかしソース味>のキャッチフレーズの【JANJAN(じゃんじゃん)焼そば】(138円)です。
この手のカップ焼そばとして、少し高めの価格設定のようですが、味はいい出来です。
麺の芯までソースと香辛料を練り込んだ製品で、ソース味のカップ焼そばとして、違和感なく箸が進みました。
ただ、トマトブレンド味までは、わたしの舌では違いが分かりませんでした。
これは再購入有りの、焼そばです。
名前に「セイロン」と付いていますので、原産地はスリランカの花だとすぐに分かります。
キョウチクトウ科ラティア属の常緑低木種で、高さは2メートルほどになります。
スリランカの標高600メートル付近に自生する植物で、日本の高温多湿に適しており、白色の3~4センチの5弁花を咲かせ、夏場の清涼剤になる純白さが目立ちます。
花弁の付け根の部分にも細かい花びら状が見受けられますが、これは<副花冠>が発達した形状で、個性的です。
キョウチクトウ科の植物の多くは、蕾の状態の時に花びらの巻き方が、上から見ますと右巻きが多いのですが、この本種は逆の左巻きで、これまた個性的な花です。
北向きのお庭ですが、全面に【ヒメヒオウギ(姫檜扇)】が咲いていました。
アヤメ科アマノテカ(ラベイルージア)属の植物で、原産地は南アフリカ、正式名称としては「アマノテカ・ラクサ」です。
地際から平べったくて細長い葉を出し、葉の間から細い花茎を出して、花径2センチほどの赤紅色の花を咲かせます。
花は元の部分が3センチほどの筒状をしており、先端に6枚の花弁を広げ、花弁の下の3枚の付け根には黒みがある濃紅色の斑紋が入ります。(写真では、斑紋の出ている花弁が4枚の変異種を撮影しています)
「葉」が平安時代の正装時に用いられた檜でできた扇に似ていることからの由来です。
よく似た花の名前に 「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」 があります。
秋植えの球根で花を咲かせますが、種子からも発芽することのできる、繁殖力旺盛な【ヒメヒオウギ】ですので、このお庭の花も、きっと種子が散らばったものだと眺めておりました。
少し止まってはまたヒラヒラと飛び立つのを繰り返していましたので、吸い蜜ではなさそうだと見ておりましたら、やはり【モンシロチョウ(紋白蝶)】の産卵動作でした。
「ナミアゲハ」は<ミカン系> の「葉」に産卵しますが、【モンシロチョウ】は、アブラナ科の植物に産卵します。
本来は、キャベツなどの葉の裏側に産卵場所を求めますが、都会ではキャベツ畑はありません。
その代用として、同じアブラナ科の「ナズナの花」に卵を産み付けます。
卵の大きさは1ミリほどで黄色く、ミニコーンを小さくしたような形状で、表面はブツブツとしています。
約一週間ほどで孵化しますが、一番最初に食べるのは自分が出てきた「殻」で、蛋白質が豊富に含まれています。
腹部を折り曲げるように「花」に産卵するのは、「ツマキチョウ」も行いますが、ハチなどの天敵に見つかりやすい場所ではないかと、心配してしまいます。
お花好きのお家が、ご近所にあります。
この時期、たくさんのバラの鉢が並べられていますので、散歩がてらに楽しませていただいております。
夜分に通りますと、何灯かの<庭園灯>が置かれているのに、気づきました。
高さ15センチほどの大きさで、かわいい天使模様とロゴが書かれています。
昼間の明るい時には、図案に気付きませんでした。
夜間は、これまた図柄を眺める相手は誰なんだろうと気になりました。
昆虫さんをお誘いするには、暗すぎますし、遠目に眺めるには小さすぎます。
白い筒のシェードだけでいいように思えるのですが、少し気になる模様です。
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