昨日紹介した 「チャバネフユエダシャク」 と同様に、チョウ目シャクガ科エダシャク亜科の【チャエダシャク】の幼虫です。
成虫は、茶褐色・灰褐色のまだら模様の翅に、黒褐色の筋が入っています。
シャクガ科の幼虫の「尺取り虫」らしく、ちょうどU字型に体を持ちあげて移動しておりました。
当初は、5本ばかりの白色の筋がありますが、大きくなるにつれて消えてゆき、最後は2本だけが残ります。
幼虫は4~5月頃に見られ、成虫は初冬の11月頃に孵化して落葉樹などの林で見かけることになりますが、樹木の色合いによく似ていますの、見つけるのは大変です。
「チャバネフユエダシャク」は<性的二型>でメスは翅を持ちませんが、この【チャエダシャク】は、オスの触角が櫛状であるのに対して、メスは糸状の違いで見分けられます。
色々な植物を取り上げてきていますが、キク科が系統的にもっとも進化し、分化した植物として2万種以上あり、取り上げる機会が多いようです。
植え込みに広がるように【ノースポール】が咲き誇っていました。
キク科フランスギク属の多年草ですが、高温多湿に弱いため日本では一年草扱いです。
12月から6月頃にかけ長期間咲いていますので、冬場の花壇には重宝され良く見かけます。
3~4センチの白色の花として花付きがよく、株全体が真っ白く覆うように見えるところから、白い氷の世界としての「北極(=the North Pole)」が名の由来となっています。
日本には1970年代前後に輸入されたようで、以前はクリセンマム(キク)属に分類されていましたので、「クリセンマム・バルドーサム」の名称表記も見かけることがあります。
【ノースポール】は、園芸界で有名な<サカタのタネ>の園芸品種名であるのですが、登録種苗されていないため、一般名として流通しているようです。
明日15日は、瀬戸内寂聴さんのお誕生日(1922年・大正11年生まれ)で、91歳になられます。
老いてますます盛んという言葉がありますが、「あおぞら説法」も大人気で、ご活躍されています。
そう言えば最近、お聖さんこと田辺聖子や佐藤愛子等の女流作家たちともご無沙汰のような気がしており、何気なく手にしたのが、『老兵の消燈ラッパ』です。
佐藤愛子は(1923年・大正12年生まれ)で、現在89歳になられています。
1969(昭和44)年に『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞していますが、なんだか対応する意味ありげなタイトルとして、気になりました。
帯にあります86歳は、単行本が刊行された年(2010年)に当たります。
大正生まれの戦前派として、単刀直入に切り込むエッセイー集ですが、現在の世相を見事に反映しての文章はユーモアがあり、それぞれに考えさせられる内容でした。
文中の言葉として、<あれがいけない、これがいいなどと力んでもしょうがない。人は好むと好まざるとにかかわらず時代の流れの中で生きる。人が時代を作る。そしてその時代に流される。生きるとはそういうものであろう。>が、心に残りました。
【昭和や はなれ】は、隣にあるお好み焼屋「昭和や」が母体で、隣のお店が閉店した跡に入り、お昼は定食、夕方からは居酒屋として、昨年12月12日に開店しています。
お昼の定食としては、「おでん定食」(680円)・「魚定食」(700円)・「から揚げ定食」(680円)・「天ぷら定食」(700円)といった普通のメニューで、今迄入ることなく通り過ごしておりました。
今宵、お品書きを見ますと、「シマアジ」(400円)というのが目に入り、思わず入店です。
漢字表記の場合、一般的には「縞鯵」と書かれるお店が多いかなとおもいますが、「島アジ」と書かれていましたので、これは伊豆諸島・島嶼で獲れたアジかもしれません。
お店の大将、以前はデュオ神戸にあります「北海ラーメン」におられ、その後大倉山のラーメン「山神山人」に移られた方によく似ているのですが、あご鬚がありましたので確信が持てませんでした。
何気なく話を振りますと、やはりわたしの記憶にある大将で、懐かしく昔話に花を咲かせておりました。
昨日で、無事に平成25年「一級建築士」受験申し込み審査の業務が終わりました。
受験申込書には、受験生の顔写真を貼る蘭がありますので、皆さん証明書写真を用意しなければいけません。
会場の後片付けをしていて、顔写真を切り抜いた余分な「ミミ」の部分を見て手が止まりました。
<無修整証明書>なるものが、印刷されていました。
デジタルカメラでの撮影に限らず、ネガ撮影でも写真の修整はできますが、わざわざこのような文言が必要なのかと気になりました。
貼りつける顔写真には、この<無修正>といった文言はありませんので、見る方としては証明書発行自体に意味がないとおもえます。
他の業者での自動撮影の顔写真のプリントには、このような文言は見当たりません。
これは業者側のサービスなのか、遊び心なのか、気になる表示です。
「いかすみ」のパスタも根強い人気があるようで、今回は4品目となりますMCC食品の【いかすみのソース】(277円)です。
パスタを茹で、ソースの袋を開封しますと、なんともいえぬ香りが漂いました。
原材料で確認しますと、エビバターソースが使用されていますので、この香りが効いています。
炒めた玉ねぎに、バター、ガーリック、白ワインを「いかすみ」と合わせた、少し甘みを感じる上品な味わいのソースでした。上品という評価は、あまりインパクトのある味ではありません。
前回いただいたキューピーの 「いかすみ&ポモドーロ」 の出来が秀逸だけに、非凡におもえるのは仕方ないかもしれません。
(参考商品) ハチ食品 「黒トリュフと完熟トマトのイカスミソース」
S&B 予約でいっぱいの店の「いかすみソース」
洋服の織柄のようにきれいな模様をしています、【チャバネフユエダシャク】の幼虫です。
チョウ目シャクガ科エダシャク亜科に属する「蛾」ですが、ヤナギ科・ブナ科・マンサク科・バラ科など、食層も40種を超える多食性であるため、北海道から九州・沖縄まで分布しており、山地にも平地にも産する普通種で、俗にいう「尺取り虫」です。
成虫のオスは名称通り茶色の翅を持ちますが、メスは翅がない<性的二型>で、白と黒のまだら模様を持っています。
成虫は、山地では11月頃、平地では12~1月頃の寒い時期に孵化するシャクガ科のため、「フユエダシャク」の名がついています。
多くの昆虫が冬眠などで活動をしていないときに、メスは翅がありませんので樹の上などの高い所に登り、フェロモンを発散してオスを誘き寄せます。寒い時期が、【チャバネフユエダシャク】の恋の季節です。
<カラー>は、南アフリカに8種類が分布する球根植物ですが、以前はカラー属に分類されていましたので、この名前がそのままま残っています。
現在では、サトイモ科オランダカイウ(サンテデスキア)属となっています。
園芸栽培上は、湿地でよく育つ「湿地性」(白色の「オランダカイウ」)と、乾燥した土地を好む「畑地性」(黄色の 「キバナカイウ」 や、桃色~紅紫色の【モモイロカイウ】)との二つに分けられます。
中心部にある棒状の<肉穂(にくすい)>と、紙をくるりと巻いたような漏斗状の<仏苞炎>が特徴的で、この部分は<苞>と呼ばれる「葉」が変化した形です。
白色の「オランダカイウ」は1843年に渡来していますが、この「モモイロカイウ」は遅れて、1910(大正初期)年に入ってきています。
「とり天」と聞けば、大分県の郷土料理である<鶏肉の天ぷら>を思い出します。
現地において本物の「とり天」を食べたことはありませんが、呑み仲間の<ペコちゃん>からお土産用の 庶民の味「謎のとり天せんべい」 をいただき、ガーリック味を楽しんだことがあります。
今宵のおすすめとして「とり天」(280円)があり、早速注文です。
細長いスティック状をしており、から揚げ的な塊ではありませんでした。
鶏肉だけではなく、枝豆と一緒に衣で包まれていました。
本来は、カボスやポン酢、酢醤油などで食べると思いますが、豆を入れたりと関西流にアレンジしているのか、揚げたての「とり天」、そのままで美味しくいただけました。
パチンコ好きの<のび太くん>、いつも あまり玉での景品 を、立ち呑み「福寿」のオネイサンたちに差し入れされています。
今宵の差し入れは、何やら細長い袋のお菓子で、「食べてみる?」ということで、一枚おすそ分けしていただきました。
大きさは十円玉ほどで、数十枚重ねて入っています。バター風味のクッキーの間にチョコレートを挟んでいますので、やはり甘い味でした。
この「プチ」シリーズは、中身が24種類ほどがあり、「抹茶」や「黒こしょうせん」というのが、美味しいとか。
一枚いただいたお礼に、「ラングドシャは「langue de chat」とフランス語が語源のお菓子で、クッキーの表面がザラザラとしているのを「猫の舌」にたとえて付けられた名前だよ」と、<のび太くん>に教えてあげました。
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