ファルコン昆虫記(244)茶系の織柄模様【チャバネフユエダシャク】の幼虫
5月
14日
チョウ目シャクガ科エダシャク亜科に属する「蛾」ですが、ヤナギ科・ブナ科・マンサク科・バラ科など、食層も40種を超える多食性であるため、北海道から九州・沖縄まで分布しており、山地にも平地にも産する普通種で、俗にいう「尺取り虫」です。
成虫のオスは名称通り茶色の翅を持ちますが、メスは翅がない<性的二型>で、白と黒のまだら模様を持っています。
成虫は、山地では11月頃、平地では12~1月頃の寒い時期に孵化するシャクガ科のため、「フユエダシャク」の名がついています。
多くの昆虫が冬眠などで活動をしていないときに、メスは翅がありませんので樹の上などの高い所に登り、フェロモンを発散してオスを誘き寄せます。寒い時期が、【チャバネフユエダシャク】の恋の季節です。
投稿日 2013-05-14 10:58
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投稿日 2013-05-14 20:03
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投稿日 2013-05-15 00:30
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投稿日 2013-05-15 15:45
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