大阪のソウルフードともいえる「紅ショウガの天ぷら」が、今宵の肴です。
大阪の庶民の生活を描いた<織田作之助>の『夫婦善哉』(1940年)の冒頭には、<種吉>が路地の入口で、牛蒡や紅生姜・三つ葉などの天ぷらを揚げている描写が出てきます。
阪神間の居酒屋・立ち呑み屋の定番メニューの肴ですが、「かっぱえびせん」にも近畿6府県限定でしたが、「紅しょうが味」が発売(2012年2月)されていました。
色目の少ない天ぷらやさつま揚げが並ぶなか、赤色が目立つ「紅ショウガて天」は、食欲をそそる一品です。
前回<呑み処「えっちゃん」>に出向いた際、営業していないような感じで気になっていました <インド料理【ディップ ジュティ】> のことを訊きましたら、「閉店しているよ」と教えていただきました。
2014年8月6日に開店して、1周年を迎えることなく閉店されたみたいですが、この場所でのお店の閉店回数は、片手では数え切れません。
一時期は <インド料理店の開店ラッシュ> が続き、営業的に大丈夫かなと見ていましたが、ここにきて淘汰されつつあるようです。
どの「インド料理店」もカレーの味に大差が無く、ランチセットも同じ内容で、出される形式もステンレスボールが並んでいるだけで変わり映えが無く、もう少し何とかならないモノかと気になっています。
シルバーウィークに、旦那さんの実家がある北海道に出向かれていた<まりちゃん>からのお土産品の 【箱舘塩生拉麺】 を、さっそくお昼ご飯に頂きました。
具材としては<チャーシュー>がありませんので、<ベーコンブロック>を薄く切りフライパンで焼いて代用、<茹で玉子・刻みネギ>を下準備です。
液体スープは黄金色に近い感じで、熱湯で溶きますと澄んだスープができあがりました。
麺の茹で時間は、指示書では2分30秒が目安でしたが、わたしには少し硬めに感じました。
昆布をベースに、<鶏・豚>ガラで煮こまれたスープは、実にあっさりとした割にはコクと旨みが口の中に広がり、<玉ねぎ>の甘みも感じ、「なるほど」という完成度でした。
今回の<佐々木房甫>先生の<生け花>、花を拝花する前に、白色の花器の置かれている位置が、丸い敷板の芯でなく、どのような意図があるのかと悩んでしまいました。
生け口が左右2か所ある面白い花器に、左側は白色の「キク」と「ギボウシ」の葉、右側に「ガーベラ」と「カスミソウ」です。
丸い黒色の敷板と白い花器の取り合わせに加えて、花材も淡い色が多く、静かな雰囲気が漂う作品でした。
それにしても花器の位置が、何とも悩ましい疑問です。
19日(土)からのシルバーウィークを利用して、旦那さんの実家がある北海道に出向かれていた<まりちゃん>から、お土産をいただきました。
<インスタント麺>シリーズの協力として<麺厨房 あじさい>の【箱舘塩生拉麺】と、酒好きのための肴として<渡辺商店>の【帆立貝】の「くん油」です。
(3食入り)のラーメンで、さぞや重たかったことだと思いますが、<まりちゃん>の心遣いに感謝感謝です。
さっそく本日のお昼ご飯に【箱舘塩生拉麺】をいただく予定ですが、<チャーシュウー>等の具材が無いのが悩みの種です。
2年ぶりに確認できました 「マメアサガオ(豆朝顔)」 でしたが、雨に濡れたあとできれいな状態の花を探していましたら、【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】が葉にとまりました。
「マメアサガオ」の葉は長さ5センチ前後、広卵形から3裂するものまで、いろいろな形状がありますが、雨後の活動の休憩でしょうか。
弱肉強食の自然界の過酷な状況でのできごとですが、かわいそうに後翅の中央部が欠如していました。
翅の欠如は、過去にも 「ヒメウラナミジャノメ」 や 「モンシロチョウ」 ・ 「ホシミスジ」 などでも見られましたが、このように翅の中央部が筋で欠けているのは初めてです。
どのような旅路を過ごしてきたのかはわかりませんが、元気にこのたくましさを、子孫に残してほしいモノです。
昨年は咲いているところを観察できませんでしたが、2年ぶりに同じ場所で 【マメアサガオ(豆朝顔)】 が咲いていました。
「アサガオ(朝顔)」と同じヒルガオ科サツマイモ属の一年草、北アメリカ原産で、1955(昭和30)年に帰化植物として東京近郊で確認されています。
英名ではその花姿通り「Small-floered white morning-glory」で、また別名として 「ヒラミホシアサガオ」と呼ばれています。
花の直径は約15ミリと小さく、花冠を上からみますと5角形の形状で長さ20ミリほどの漏斗状の基部があります。
<湯本香樹実>による同名小説『岸辺の旅』(2010年2月25日・文藝春秋刊 )を、兵庫県神戸市出身の<黒沢清>監督が映画化した『岸辺の旅』が、2015年10月1日より全国で公開されます、
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞しています。
<深津絵里>と<浅野忠信>が主役となる夫婦を演じましたた。3年前に夫の「優介」(浅野忠信)が失踪した妻の「瑞希」(深津絵里)は、その喪失感を経て、ようやくピアノを人に教える仕事を再開しました。
ある日、突然帰ってきた「優介」は「俺、死んだよ」と「瑞希」に告げます。「一緒に来ないか、きれいな場所があるんだ」との「優介」の言葉に「瑞希」は2人で旅に出ます。それは「優介」が失踪からの3年間にお世話になった人々を訪ねていく旅でした。旅の中でお互いの深い愛を改めて感じていく2人でしたが、「瑞希」が「優介」に永遠の別れを伝える時は刻一刻と近づいていました。
<蒼井優>、<小松政夫>、<柄本明>らが、出演しています。
<吉永南央>といえば、珈琲豆の小売りと陶器の販売を兼ねている「小蔵屋」を76歳で始めた<杉浦草>を主人公とした<紅雲町珈琲屋こよみ>シリーズが面白く、(文春文庫)として現在第三作目の 『名もなき花の』 までを読んでいます。
本種はシリーズ第一作目 『萩を揺らす雨』 に次いで文庫化(2012年2月刊行)され、短篇5篇を収録していますが、<杉浦草>シリーズでないので読み飛ばしていました。
本書を読み終り、改めて著者の力量に深く感動、面白く読み終えることができました。
納められている作品の主人公たちは、何気なく過ごしていた日常から、ある日不安を駆り立てられる世界へと引き込まれてしまいます。
5年間連れ添ってきた妻がある日姿を消す表題作の『オリーブ』をはじめ、一日早く退院したら家は妻の昔の彼のために家を売却されていた夫、野心家の彼が、自分の作品を個展に出していたことを知る作家、ある日夫を急性心不全で亡くした妻等、日常に潜んでいる出来事を通して苦悩する主人公たちを丁寧に描き出し、一抹の希望を与える終わりかたでまとめられています。
<ジェーン・オースティン>による恋愛小説の古典『高慢と偏見』にゾンビの要素を取り入れる大胆なアレンジでベストセラーとなった<セス・グラハム=スミス>の同名小説を、『シンデレラ』の<リリー・ジェームズ>、『マレフィセント』の<サム・ライリー>主演で映画化した『高慢と偏見とゾンビ』が、2016年9月30日より全国で公開されます。
感染するとゾンビとなる謎のウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカンフーでゾンビと戦う毎日を送っていました。ある日、屋敷の隣に資産家の「ビングリー」が引っ越してきて、「ビングリー」の友人で大富豪の騎士「ダーシー」も出入りするようになります。
舞踏会で「ダーシー」と知り合い、色めきだつ姉妹でしたが、次女の「エリザベス」だけは、「ダーシー」の高慢な態度に嫌悪感を抱いていました。そんな中、人類とゾンビによる最終戦争が勃発。ともに戦うことになった「エリザベス」と「ダーシー」は、互いに自らの中で抱いていた偏見に気づきはじめます。
監督と脚本は『セブンティーン・アゲイン』の<バー・スティアーズ>が務め、<リリー・ジェームズ>、<サム・ライリー>、<ジャック・ヒューストン>、<ベラ・ヒースコート>、<ダグラス・ブース>、<マット・スミス>、<チャールズ・ダンス>、<レナ・ヘディ>などが出演しています。
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