本日は「日本の植物学の父」と呼ばれている<牧野富太郎>が、1862(文久2)年(旧暦)に生まれた日で、「植物学の日」に制定されています。
彼は94歳(1957年1月18日)で亡くなる日まで生涯を植物研究に費やし、新種・変種を含めて約2500種を発見・命名、一時期神戸にも 「牧野富太郎植物研究所」 があり、またわたしの好きな言葉として「雑草という名の植物は無い」があります。
写真の「アジサイ」の切手は、「おもてなしの花シリーズ 第3集」として2015年5月29日(金)に発行、額面「82円」の(5種10枚)1シートの内の1種で、オフセット5色刷り、切手デザイナー<中村ひとみ>の意匠です。
空き地を加工フェンスの足元に、草丈60センチばかりの【ノゲシ(野芥子)】が咲いていました。
キク科ノゲシ属で、名称に「ケシ」と付いていますが、ケシ科の「ケシ」とは葉が似ているだけで別系統、ヨーロッパ原産の史前帰化植物として、空き地や道端に自生しています。
花期は春先から秋までと長く、春先に咲き出しますので別名として「ハルノノゲシ(春の野芥子)」、また「ケシアザミ(芥子薊)」とも呼ばれています。
同じ属の仲間に 「オニノゲシ(鬼野芥子)」 があり、こちらの葉の棘は痛いですが、本種の棘は柔らかくて触っても痛くありません。
今宵は一品目に 「カレイの煮付け」 をいただき、二品目はおなじ魚介類として「赤貝の刺身」(350円)です。
江戸前寿司のネタとしてははずせない一品で、「トリガイ」や「ハマグリ」ともども、わたしの好きな寿司ネタです。
千葉の検見川産が最上とされていましたので、古くは「ケミガワ」と呼ばれていました。
いまでは、中国産や韓国産が輸入され、純国産の割合は1~2割程度になっています。
名称の由来は、血液中の色素に人間と同じ<ヘモグロビン>があるために、実の色合いが赤いことに由来しています。
初夏に卵を持ち始め、夏には痩せてまずくなりますが、晩秋にかけて持ち直し、冬から春先がおいしくいただけ、今宵も「赤貝」の甘みが楽しめました。
今宵の瓶ビールの肴は、「子持ちカレイの煮付け」(300円)を選びました。
「子持ちカレイ」とは、卵を孵すために体で温めている抱卵した<鰈>を、市場で販売するときに用いられる通称です。
白身魚はクセがなく淡白な味わいで、良質な<タンパク質>を持ちながら低脂肪です。
また<鰈>の「エンガワ」には、肌のために良いとされる<コラーゲン>が含まれています。
冬から春先の産卵期が旬で、煮付けにするとプチプチとした卵の食感が楽しめ、抗酸化作用のある<ビタミンE>が多く含まれていますので、栄養補給を兼ねておいしくいただきました。
本日はブランチとして、 「ベーコン玉子サンドイッチ」 を食べましたが、少し小腹がすきましたので、【ローソン】の「牛めしオニギリ」(150円)です。
食欲増進作用を感じさせる赤色系のパッケージに、内容をイメージさせる「牛丼」が描かれていました。
正に具材は「牛丼」と同じで、紅生姜・七味唐辛子も入っています。
おにぎり自体も「牛丼」のタレで炊かれていて、全体的にすこし濃い目の味わいでしたが、おいしくいただきました。
21日(木)が植え替え予定日でしたが、あいにくの雨天のため昨日模様替えが行われ、今年3回目、延483回の「神戸花時計」のデザインです。
図案のテーマは【第46回神戸まつり】です。
5月13日(金)港の行事、5月14日(土)各区のまつり、そして5月15日(日)がメインフェスティバルです。
神戸まつりのシンボルマークかどうかわかりませんが、躍動感のある人物が描かれており、黄色は「マリーゴールド」、白地は「シロタエギク」です。
明石の魚棚商店街にあります、炭焼きあなご専門店の老舗(明治5年創業)の【林喜(はやき)商店】の「焼きあなご弁当」(1100円)です。
紀州備長炭を使い。明石の海で獲れた<あなご>を焼き上げています。
大きな焼きアナゴ、添えられているたれをかけたし、<うなぎ>とはまた違うあっさりとした味わい、おいしくいただきました。
「ブランチ」として、【ベーコン玉子サンドイッチ】を作りました。
朝食と昼食を兼ねた用語の「ブランチ」は、英語の「breakfasto(=朝食)」と「lunch(=昼食)」を合成したかばん語です。
「ブランチ」の用語がはじめて使用されたのは、1896年頃とされ、イギリスの週刊誌である『ハンターズ・ウィークリー』で、その後同じイギリスの週刊風刺漫画雑誌『パンチ』に取り上げられたことからアメリカやカナダに広まり、学生の間で俗語として使われ出しました。
焼いた<ブロックベーコン・玉子焼き>に<サラダ菜>を挟み込んだだけですが、お手軽なサンドイッチの「ブランチ」です。
前回迄の 「カズラガイ」 ・ 「クチベニアラフデ」 ・ 「クロスジグルマ」 と同様に、『夏のグリーティング』切手として、2015(平成27)年6月5日(金)に発行され、「82円」切手(5種10枚)が1シート、「チイロメンガイ」はそのうちの1種で、切手デザイナー<玉木明>の意匠です。
カキ目イタヤガイ亜目ウミギク科に分類され、「チイロメンガイ(血色面貝)」は、兵庫県三原郡福良浦(現南あわじ市福良向谷)で生まれた貝類学者<黒田徳米>(1886年10月17日~1987年5月15日)の命名で、日本で初めての貝類総目録を完成させ、発見した貝の新種は600種に及びます。
右殻の靭帯面が三角形で非常に広く、また左殻は棘状の<放射肋>が殻全体を覆っている特徴があります。
道路と歩道の間にある植え込みに、きれいな【千重大紫(センエオオムラサキ)】が咲いていました。
葉がなければ「バラ」と間違えそうな花姿で、「ヒラドツツジ」の「オオムラサキ(大紫)」の八重咲き品種です。
江戸時代に貿易船と共に長崎県平戸市に沖縄の「ケラマツツジ」や中国の「タイワンヤマツツジ」などが導入され、日本産の「モチツツジ」や「キシツツジ」との間で自然交雑が起こり、多くの品種が生まれました。
その中から1951(昭和26)年以降に選抜された約300種ほどの品種を、「ヒラドツツジ(平戸躑躅)」と命名されています。
「オオムラサキ」は、「リュウキュウツツジ」と「ケラマツツジ」の交雑種と推測され、<ヒラドツツジ系>に分類されていますが、この【千重大紫】は<オオキリシマツツジ系>に分類されています。
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