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- ファルコン植物記(1898)黄色い舌状花【ノゲシ】(2)
空き地を加工フェンスの足元に、草丈60センチばかりの【ノゲシ(野芥子)】が咲いていました。
キク科ノゲシ属で、名称に「ケシ」と付いていますが、ケシ科の「ケシ」とは葉が似ているだけで別系統、ヨーロッパ原産の史前帰化植物として、空き地や道端に自生しています。
花期は春先から秋までと長く、春先に咲き出しますので別名として「ハルノノゲシ(春の野芥子)」、また「ケシアザミ(芥子薊)」とも呼ばれています。
同じ属の仲間に 「オニノゲシ(鬼野芥子)」 があり、こちらの葉の棘は痛いですが、本種の棘は柔らかくて触っても痛くありません。
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