< 189系 あさま色 >
JR東日本は、ダイヤ改正にともない、長野県長野市の篠ノ井駅から長野県塩尻市の塩尻駅までを結ぶ篠ノ井線の快速列車(ホームライナー)「おはようライナー」の運転を終了。最終運転日は、2019年3月15日(金)です。
元々、松本~長野間は各駅停車で1時間以上かかり、通勤にはやや不便でした。特急「しなの」を利用すれば松本~長野間は50分ほどでしたが、最も早い「しなの1号」でも松本発が9時台と朝の通勤時間帯に適していませんでした。
こうした松~長野間の朝の通勤時間帯の不便を解消するため、2004年(平成16年)10月16日のダイヤ改正から松本駅と長野駅の間で運行を開始した列車でした。また、2005年(平成17年)3月1日からは運転区間を塩尻駅からに延長しています。
乗車券や定期券のほかに停車駅で発売される乗車整理券(310円)を購入することで乗車できました。
1988(昭和63)年の3月13日。「青函トンネル」 が開業し、東京の上野駅と北海道の札幌駅を結ぶ寝台特急「北斗星」がデビューしました。
「北斗星」は、上野駅~札幌駅間を東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽海峡線(津軽線・海峡線・江差線)・函館本線・室蘭本線・千歳線を経由して運行していた寝台特別急行列車(走行距離 1,214.7 ㎞はJRグループが運行する定期旅客列車として最長距離)で、食堂車やロビーカー、個室寝台を連結し、「日本初の豪華寝台特急」ともいわれました。
当初は1日あたり定期列車2往復、臨時列車1往復での運転でしたが、翌年には3往復とも定期列車になっています。
ただ、誕生からちょうど27年後の2015年3月13日発車分を最後に「北斗星」は臨時列車化され、臨時運転自体も2015年8月22日札幌発をもって定期運行を終了しています。それと同時に57年弱に亘って運行された「ブルートレイン」も歴史に幕を閉じています。
< ゆふいんの森(画像:JR九州) >
1989(平成元)年の3月11日、JR九州の特急「ゆふいんの森」が運行開始、30周年を迎えています、
キハ58形、キハ65形という急行形気動車を改造したキハ71系を使い、久大本線由布院駅経由で博多駅と別府駅を結ぶ臨時列車として運転をスタート。
そして眺望の良い車両、ビュッフェの連結などから高い人気を集め、翌年には3両編成から4両編成に増結されています。
現在人気のあるJR九州の「ななつ星in九州」 を代表として、「特急あそぼーい!」 や 「JRKYUSYU SWEET TRAIN『或る列車』」 など魅力的な観光列車が多数走っていますが、パイオニア的存在が「ゆふいんの森」だと言っていいでしょう。
広島電鉄は、広島東洋カープの応援企画として、「カープ電車」を運転します。車体に同球団のロゴやキャッチフレーズ、「カープ坊や」などがラッピングされています。
運転開始日は、2019年3月13日(水)。1号線(広島駅~紙屋町東~広島港間)などで運転。使用車両は、5104号(グリーンムーバーマックス)。13日11:30より、広島駅停留場3番ホームにて、出発式を開催。テープカットなどを実施。運転期間(予定)は、2019年12月まで予定されています。
阪神電鉄が2019年3月9日(土)より、1000系電車1編成にて「阪神電車☓桃園メトロ連携記念ラッピング列車」の運行を開始。初日には、甲子園駅(兵庫県西宮市)にてお披露目式が行われています。
このラッピング列車は、阪神電鉄が台湾の桃園国際空港と台北市内などを結ぶ桃園大衆捷運股份有限公司(桃園メトロと、両社沿線にプロ野球チーム(阪神タイガース/ラミゴモンキーズ)の本拠地があるため結ばれた縁で、2019年1月21日に 「相互連携協定」 を結んだことを記念するものです。
ラッピングは、桃園市の伝統工芸品である客家花布(はっかはなぬの)の生地色である水色と、桃園市の市花である桃をベースに、それぞれの車両に台湾を代表する風景や観光名所、グルメなどのイラストが描かれています。また、車内の床はレンガ調とされ、中央部には気球をデザインしたつり革が取り付けられました。
また、お披露目式に先立ってチェロ奏者の<張 正傑>さんによる演奏が行われたほか、台湾で人気のシンガーソングライター、<Sandy H.>(黄小玫(ファンシャオメイ))さんも登場。<Sandy>さんは、台湾人向けに製作された阪神沿線のPR曲『阪神で行こうよ「我們搭阪神電車去吧!」』を歌っており、会場でその歌やミュージックビデオを初公開しています。
「阪神電車☓桃園メトロ連携記念ラッピング列車」は、同日から約1年間運行される予定で、阪神本線・阪神なんば線のほか、阪神1000系電車が運用されている山陽電鉄線や近鉄線でも見られます。
JR九州とJR九州商事は、手書きフリーペーパー『鉄聞』の制作フタッフが描いたイラストを使った「JR九州の列車ハンカチふろしき」を2種類発売すると発表しています。
『鉄聞』はJR九州東京支社が発行。2011(平成23)年から、社員が手書きで作っています。
今回登場する「ハンカチふろしき」のデザインは、2019年に運行開始30周年の特急 「ゆふいんの森」 と、JR九州の列車や沿線の風景、食べ物などをカラフルに散りばめた「JR九州の列車」の2種類です。
寸法はいずれも約50㎝☓50㎝。価格は各(1000円・税別)。3月12日(火)13時から、JR九州商事の鉄道グッズ通販サイト「鉄コレ!」で先行販売されたのち、3月16日(土)から特急「ゆふいんの森」車内で販売されます。
「ゆふいんの森」デザインはさらに、東急ハンズ博多店やポポンデッタアミュプラザ博多店、同アミュプラザおおいた店、博多銘品蔵筑紫口店、同新幹線博多駅店、Hakata銘品蔵デイトス店、熊本銘品蔵店、別府銘品蔵店、大分銘品蔵店、キヨスク筑後船小屋店で販売。「JR九州の列車」デザインは、「A列車で行こう」「SL人吉」「かわせみ やませみ」「はやとの風」「あそぼーい!」「いさぶろう・しんぺい」「指宿のたまて箱」「海幸山幸」の車内でも販売されます。
< 100系車両先頭部分の手書きの設計図面(画像:JR東海) >
東海道・山陽新幹線で国鉄時代の1985年にデビューし、先頭部分の細い目ととがった鼻が特徴だった「100系」車両の最終案となった手書きの設計図面が残っていることが、発表されています。
「団子鼻」の顔が印象的な 初代「0系」 の後継として構想された「100系」が誕生した舞台裏が垣間見れそうです。
JR東海は3月20日(水)から名古屋市のリニア・鉄道館で始まる「100系」の歴史を振り返る企画展で公開されます。
企画展は9月23日(月・祝)まで開催。同館は春休み、夏休みや大型連休期間を除き火曜が休館となっています。
< 2019年3月10日から営業運転を始める700形電車(画像:上信電鉄) >
群馬県内で鉄道路線の上信線(高崎~下仁田)を運営する上信電鉄は、700形電車(クモハ701・クハ751)の営業運転を、3月10日(日)から開始すると発表しています。
700形は、JR東日本から譲渡された107系電車を、上信電鉄仕様に改造した車両です。107系は1988(昭和63)年に登場。群馬や栃木でおもに普通列車に使われ、2017年に引退しました。
上信電鉄の700形は3月10日(日)、高崎9時25分発 下仁田行きの列車から営業運転を始めます。11日(月)以降は不定期運転になるようです。
1927(昭和2)年の3月9日。南武鉄道(1920年3月29日設立)が神奈川県の川崎~登戸間で開業しました。
現在のJR東日本、南武線(神奈川県川崎市川崎区の川崎駅と東京都立川市の立川駅を結ぶ)です。この南武鉄道は、浅野セメントを中心とした浅野財閥の鉄道会社。石灰石を奥多摩方面から川崎にある工場へ運ぶことなどを目的に、開業しました。
浅野セメントは現在の太平洋セメント(1998年に秩父小野田(1994年に秩父セメント、小野田セメントが合併)と日本セメント(1947年に浅野セメントから改称)が合併して設立されたセメント業界最大手の企業)につながる会社です.
京成電鉄は9日から、人気サッカーアニメ「キャプテン翼」の主人公「大空翼」と、盟友「岬太郎」による「ツインシュート」を描いた限定6000部の記念乗車券の販売を始めます。
価格は1000円で、京成の東京都内の路線が乗り放題になる切符が2枚入っています。うち600部には当選券が入っており、非売品のクリアファイルと交換できます。売り切れ次第、終了となります。
沿線の東京都葛飾区はキャプテン翼の舞台。同区にある四ツ木駅を登場人物で丸ごとラッピングする企画を始めたのに合わせ、発売が決定されました。
京成電鉄によりますと、記念乗車券は京成上野、日暮里、押上など都内の主要駅で販売。3月の土、日曜は四ツ木駅でも購入できます。乗車券は9月8日までのうち1日有効。
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