『詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く』@<ラウラ・シタレラ>監督
4月
21日
フランスの『カイエ・デュ・シネマ』誌で2023年の年間ベストテン第1位に選ばれました長編『トレンケ・ラウケン』で注目されるアルゼンチンの女性監督<ラウラ・シタレラ>が、2019年に手がけある詩人が残した詩に向き合う人々の姿を映した作品『詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く』が、2025年4月26日より公開されます。
「フアナ・ビニョッシ」という詩人がなくなります。彼女の詩を世に残したいと願う若い詩人の「メルセデス・ハルフォン」は、映画監督の<ラウラ・シタレラ>たちと「フアナ・ビニョッシ」についての映画を作ることになります。遺品を整理しながら「ビニョッシ」の詩に向き合う女性たち。プロットもなくはじまったこのプロジェクトは、やがて彼女たちが予想だにしなかった複雑で繊細なものへと転じていきます。
『トレンケ・ラウケン』と同時期に製作され、同作と共通したエピソードやテーマも垣間見える一作です。『トレンケ・ラウケン』の劇場公開にあわせた特集上映「ラウラ・シタレラ監督特集 響きあう秘密」にて、『オステンデ』と同様に日本劇場初公開の作品です。