プロ野球チーム<阪神タイガース>の2023年の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『阪神タイガースTHE MOVIE2023-栄光のARE-』が、2023年12月15日に全国33館で公開されます。
チームスローガン「A.R.E.」を掲げ、18年ぶりのセントラル・リーグ優勝を果たした<阪神タイガース>です。日本シリーズではパシフィック・リーグの覇者オリックス・バファローズと7試合の死闘を繰り広げ、1085年以来38年ぶりの日本一を達成しました。
映画ではタイガースの応援番組「虎バン」制作陣を迎え、試合中継や独自カメラの映像を交えて激動の2023年シーズンを振り返っています。日本シリーズ後に行われた、監督<岡田彰布>、コーチ陣、選手のインタビューも収録しており、監督は<今村圭介>が務めています。
10日、「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が発表されています。
セ・リーグでは優勝した阪神から一塁手の<大山悠輔内>野手ら5人が受賞。以下DeNA3人、中日1人で、巨人、広島、ヤクルトは受賞者なしでした。巨人の受賞者ゼロは8年ぶり。DeNAの<東克樹>投手は、投手部門では球団初の受賞となりました。
パ・リーグも優勝したオリックスから<山本由伸>投手ら3人が受賞。ソフトバンクが2人、ロッテ、楽天、西武、日本ハムからそれぞれ1人ずつが選ばれています。
【セ・リーグ受賞者】
投手 東克樹(DeNA)=初 捕手 坂本誠志郎(阪神)=初 一塁手 大山悠輔(阪神)=初 二塁手 中野拓夢(阪神)=初
三塁手 宮崎敏郎(DeNA)=5年ぶり2回目 遊撃手 木浪聖也(阪神)=初
外野手 近本光司(阪神)=3年連続3回目 同 岡林勇希(中日)=2年連続2回目 同 桑原将志(DeNA)=6年ぶり2回目
【パ・リーグ受賞者】
投手 山本由伸(オリックス)=3年連続3回目 捕手 若月健矢(オリックス)=初 一塁手 中村晃(ソフトバンク)=4年連続4回目
二塁手 中村奨吾(ロッテ)=2年ぶり3回目 三塁手 宗佑磨(オリックス)=3年連続3回目 遊撃手 源田壮亮(西武)=6年連続6回目 外野手 辰己涼介(楽天)=3年連続3回目 同 万波中正(日本ハム)=初 同 近藤健介(ソフトバンク)=初
8日、来季のセ・リーグ公式戦と交流戦の日程(カードのみ・球場は一部地方のみ)が発表されています。全143試合制で、交流戦は18試合が行われます。
開幕戦は、2024年3月29日に行われ、「巨人対阪神」、「ヤクルト対中日」、「DeNA対広島」の3カードとなります。
プロ野球協定では、2年前(2022年シーズン)の上位3チームに開幕権があると定められており、本来であればヤクルト、DeNA、阪神の3チームが開幕権を有していますが、阪神は開幕戦の時期に本拠地の甲子園で選抜大会が行われており、かつ、2024年は阪神と同じ関西圏のオリックスも開幕権を有しているため、オリックスの本拠地である京セラドーム大阪も使用できません。そのため、阪神が2024年の開幕権を辞退しています。
規定により、2022年の4位チームである巨人に開幕権が移りました。
5日、18:34.京セラドーム大阪にて日本シリーズ2023第7戦「オリックスー阪神」が行われ、阪神が4勝3敗で、1985年以来38年ぶりの日本一に輝きました。
兵庫県 津名郡 東浦町(現:淡路市)出身の<近本光司>外野手(28)が最高殊勲選手《MVP》に輝いています。インタビューでは「最高です!」と第一声。「一戦一戦、全員で戦ったいい試合だったと思います」と喜びを噛みしめた。表彰式ではスポンサー計7社から賞金700万円が贈られました。
大阪ガスから2019年に入団の5年目に選手会長として、トップバッターとして日本シリーズ全試合に出場、タイ記録となる3度の猛打賞を達成。第7戦は4安打をマークし、打率・483と攻撃の流れを生み出しました。
5日18:34、観客数3万3405人の京セラドーム大阪にて日本シリーズ2023第7戦「オリックスー阪神」が行われ。阪神が「7-1」で勝ち、1985年以来38年ぶり2度目の日本一を決めています。
前夜の第6戦でオリックスに逆王手をかけられ、3勝3敗のタイで臨んだ第7戦。先手を取ったのは阪神でした。
四回1死、<森下翔太>がオリックス先発<宮城>に2球で追い込まれてからフルカウントまで粘り、左前打で出塁すると、<大山悠輔>は死球で1死一、二塁。次打者の<ノイジー>4球目のボールの内角低めチェンジアップを左翼席へ運ぶ3ラン本塁打で先制しました。
五回には<森下翔太>、<大山悠輔>、<ノイジー>と、3者連続適時打でさらに3点を追加して「6-0」と突き放しました。
先発はポストシーズン初登板の<青柳晃洋>でした。4回2/3まで79球4安打3奪三振1四球無失点で<島本浩也>と交代しました。
10月31日の第3戦(甲子園)で先発し、5回4失点で負け投手になっていた<伊藤将司>を、<岡田彰布>監督は3番手として6回のマウンドに送りました。期待に応えた左腕は3イニングを1安打無失点の好救援で白星を挙げています。9回は<桐敷拓馬>、2死からは<岩崎優>が登板して締めています。
4日18:33、観客数3万3633人の京セラドーム大阪にて日本シリーズ第6戦「オリックスー阪神」が行われ、阪神は「1-5」でオリックスに敗れ、シリーズ通算3勝3敗になり、逆に王手をかけられ、日本一をかけた戦いは第7戦にもつれることになりました。
二回に<ノイジー>のソロ本塁打で先制でしたが、結果的にこの一発がチーム唯一の得点となりました。先発<村上頌樹>が直後に<若月>の右前適時打と<中川圭>の左犠飛で勝ち越しを許すと、五回には<紅林>に2ラン本塁打を被弾。初戦で七回無失点と好投でしたが、五回82球6安打3奪三振2四球1死球の4失点(自責点4)で降板で、6回かから<西勇輝>に引き継ぎました。
打線はオリックス<山本>から好機こそ作るものの、あと1本が出ない展開でした。四回2死一、三塁では、<近本光司>の大飛球を右翼手<森>がフェンスぎりぎりでジャンプして好捕。七回2死一、二塁では3番<森下翔太>が二飛に打ち取られています。
相手よりも多い9安打打ちながらも138球の完投の<山本>に14三振を喫するなど、日本シリーズ最多記録を刻まれてしまいました。これまでは1999年の<工藤公康>(ダイエー)、2007年の<ダルビッシュ有>(日本ハム)の13奪三振が最多でした。
プロ野球の日本シリーズの第6戦が今夜、京セラドーム大阪で行われます。阪神がオリックスに勝てば〈関西対決〉を制して38年ぶりの日本一が決まります。
59年ぶりに関西のチームどうしの対戦となったことしの日本シリーズは、阪神がオリックスとの対戦成績を3勝2敗として、1985年以来となる38年ぶり2回目の日本一に王手をかけています。
阪神はここまで第4戦(11月1日)では9回にサヨナラ勝ち、第5戦(11月2日)では終盤の8回に大量点を奪って逆転勝ちし、オリックスは、ここ2試合、リリーフ陣がリードを守れていません。
3日午後より4日夜の先発が発表され、第1戦(10月28日)で7回を無失点と好投した3年目の<村上頌樹>(兵庫県南あわじ市出身)が登板します。オリックスは、エースの<山本由伸>の先発が発表されています。
阪神が3連勝し一気に日本一を決めるのか、オリックスが踏みとどまって第7戦に持ち込むのか、日本シリーズの第6戦は、4日<18:30>から京セラドーム大阪で行われます。
2日18:03、観客数4万1031人の阪神甲子園球場にて日本シリーズ第5戦「阪神ーオリックス」が行われ、阪神が「6-2」の逆転勝ちで、1985年以来、球団38年ぶり2度目の日本一に王手をかけています。
「0―2」の8回、オリックス<山崎颯>から先頭の8番<木浪>が二塁内野安打を放つと、二塁<安達>の悪送球も絡んで無死二塁。代打<糸原>が左前打でつなぐと、<近本光司>の右前適時打で1点を返しました。<中野>の犠打で1死二、三塁となったところでオリックス<中嶋>監督は4連投の<宇田川>をマウンドに送りましたが、3番<森下翔太>が七回の失策を帳消しにする左中間を破る逆転の2点三塁打。新人の日本シリーズ3戦連続打点は1981年の<原辰徳>(巨人)以来、3人目の快挙となっています。
さらに4番<大山悠輔>も中前適時打で続き、7番<坂本誠志郎>にも右越え2点三塁打が飛び出し、1イニング6得点を挙げ一気に逆転しています。1日の第4戦でサヨナラ勝ちを収めた打線はオリックスの先発<田嶋>の前に7回まで散発4安打と沈黙でした。
阪神先発の<大竹耕太郎>は、5回82球6安打4奪三振の失点1(自責点1)の好投で、6回<西純矢>に引き継ぎましたが七回に失策により1失点、あとは<島本浩也>→<石井大智>→8回<湯浅京己>→9回<岩崎優>の継投でオリックス打線を抑えています。
本日3日は試合がなく、4日・5日は再び敵地・京セラDに舞台を移します。59年ぶり関西対決は、この勢いで一気に日本一の座をつかみとってほしいものです。
11月1日18:01、観客数4万1050人の阪神甲子園球場にて日本シリーズ第4戦「阪神ーオリックス」が行われ、阪神は同点の九回、4番<大山悠輔>がサヨナラの左前適時打で「4-3」のサヨナラ勝ちで4時間6分の試合を制し、2勝2敗と五分に戻しています。
九回1死から<近本光司>が四球で出塁すると、<中野拓夢>への3球目がバッテリーエラーとなり二塁まで進んだ。さらにカウント2-2から再びバッテリーエラーで三塁に進んだ<近本光司>でした。ここで<中嶋>監督は<中野拓夢>と<森下翔太>と連続で申告敬遠、1死満塁となって打席は<大山悠輔>。<ワゲスパック>は制球が定まらず、カウント3ボールからフルカウントになり、<大山悠輔>は内角直球をはじき返し、三遊間を破るサヨナラ適時打で、4番の貫禄を見せての勝利でした。
先発の<才木浩人>は、5回95球5安打6奪三振3四球で1失点(自責点1)の力投でしたが、七回<佐藤輝明>の失策からゲーム展開が変わる今シリーズを象徴するような試合展開となりました。
阪神は2番手<桐敷拓馬>の2失点(自責点1)以降強力救援陣〈石井大智→島本浩也→湯浅京己→岩崎優〉がオリックスにリードを与えることなく、価値ある1勝を挙げています。
10月31日18:03、観客数4万0994人の阪神甲子園球場にて日本シリーズ第3戦「阪神ーオリックス」が行われ、阪神は「4-5」で逆転負けを喫して、シリーズ1勝2敗と黒星先行となっています。
先発の<伊藤将司>は、今季ワーストとなる5回83球5安打2奪三振4失点(自責点2)で降板。四回までは1失点でしたが、五回につかまりました。
初回は2死から<森>に中前打を許しましたが、続く<頓宮>を中飛に抑え、計14球で3アウトを取っています。二、三回は三者凡退と快調に投げ進めていましたが、1点リードの四回に<頓宮>に中堅左に同点ソロを打たれています。
投手戦が続くとみられましたが、五回に<伊藤将司>がつかまります。無死一、三塁から<広岡>の遊ゴロ併殺崩れの間に勝ち越しを許すと、投手<東>の投前に転がった送りバントを二塁に悪送球。<中川圭>は二飛に仕留めましたが、ここまで10打数無安打の<宗>に日本シリーズ初安打となる右中間への2点適時二塁打を許して一挙3失点となりました。<伊藤将司>の4失点は今季ワーストタイでした。
打線は二回に<坂本>の併殺崩れの間に先制点を奪いましたが、相手先発<東>を打ち崩せず、好機を作りながらも、本塁が遠い展開でしたが、4点を追う七回、1死満塁で<中野拓夢>の一ゴロの間に三走が本塁に生還で「2-5」。なおも2死二、三塁で<森下翔太>が日本シリーズ初打点となる右前2点適時打を放ち、「4-5」と1点差に詰め寄りましたが、八回は<宇田川>、九回は2つの四球で2死一、二塁の好機で<大山悠輔>が<平野佳>に三振に打ち取られ、3時間51分の試合終了でした。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ