5日18:00、観客数3万0332人のバンテリンドームナゴヤにて「中日ー阪神」21回戦が行われ、阪神が「8-2」で勝ち9月を無傷4連勝とし、優勝マジックを自力で「14」に減らしています。
阪神が効率よく8安打8得点で勝利を収め、3日のヤクルト戦(神宮)で右脇腹に死球を受け、打撲と診断されたた<近本光司>は大事を取ってベンチ外となりましたが、不動の「1番・中堅」の不在を感じさせない快勝でした。
初回、<近本光司>に代わって1番に入った<森下翔太>が左前打で出塁し、2番<中野拓夢>が右中間を破る三塁打で、鮮やかな先制攻撃で先取点を上げました。さらに2四球で1死満塁と攻め立て、<ノイジー>の二ゴロを適時失策と<坂本誠志郎>の犠牲フライでいきなり3点を挙げました。
打線は三回にも<ノイジー>の右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打と<木浪聖也>の犠飛で2点、さらに四回には<佐藤輝明>の2点三塁打と<ノイジー>の連続適時打で3点を追加。序盤で8点を挙げ、「8-1」と差を広げました。
先発<西勇輝>は毎回のように走者を背負いながらも、粘りの投球を見せました。三回に<細川>の犠飛、六回には<細川>に21号ソロ本塁打をあびましたが、7回91球8安打1奪三振2失点(自責点2)の投球で試合を作って、(6月27日)中日10回戦以来となる今季6勝目(5敗)を挙げています。救援陣は8回は<浜地真澄>、9回<ブルワー>が無失点で抑えています。
3日18:01、観客数2万0092人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」22回戦が行われ、阪神は「7-1」で勝ち同一カード3連勝としています。2位・広島が<13:30>からのデーゲーム「0-3」で中日に敗れたため、優勝へのマジックを2つ減らして「15」としています。最短での優勝は13日(巨人戦)となります。
序盤で試合の大勢をきめました。初回に先頭<近本光司>の右翼への打球を<サンタナ>が後逸(記録は三塁打)。<中野拓夢>の四球で無死一、三塁では<ノイジー>の三ゴロを<村上>が二塁に悪送球し、相手のミスに乗じて先制点を奪いました。さらに1死二、三塁から、<佐藤輝明>がヤクルト先発<吉村>から2戦連続となる右翼への17号3ラン本塁打で「4-0」でした。二回にも<中野拓夢>と<ノイジー>に適時打が飛び出し、二回までに一挙六点のリードを奪っています。六回には先頭<森下翔太>の9号ソロ本塁打で1点を追加してダメを押しました。
投げては先発の<伊藤将司>がテンポのいい投球でヤクルト打線を抑え込んでいます。八回までわずか三安打、78球で無失点に抑えていましたが、九回に代打<赤羽>にプロ初本塁打を浴びて、残念ながら完封は消えてしまいましたが、九回90球5安打3奪三振無四球の1失点(自責点1)の完投で9勝目(5敗)を挙げています。
ただ、<近本光司>が九回に3番手<山本>から右脇腹に死球を受けて途中交代しています。7月2日の巨人戦で、<高梨>の死球で右ろっ骨を骨折しているだけに、その状態が気がかりです。また、ヤクルト戦では8月13日にも<梅野隆太郎>が<今野>から死球を受け、左尺骨を骨折して戦列を離れています。
2日18:00、観客数2万9766人の神宮球場にて「ヤクルトスワローズー阪神」21回戦が行われ、阪神が「6-5」で逃げ切り勝利を挙げています。デーゲームで2位・広島が中日に「3-1」で勝利したため、負ければマジック再消滅の危機でしたが、優勝マジックを「17」としています。
一回<村上>25号2ラン本塁打で2点を先制された阪神が、三回に逆転しています。まずは2死二塁から<近本光司>の右前適時打で1点を返すと、続く<中野拓夢>は四球を選んで2死一、二塁となり、ここで「3番・左翼」に抜てきされた<小野寺>が右翼線へしぶとく落とす2点適時三塁打を放ち、一気に「3-2」と逆転に成功しました。
さらに<大山悠輔>が四球を選ぶと、<佐藤輝明>が相手先発<ピーターズ>から右翼ポール際への16号3ラン本塁打を放り込み、この回一挙6点を奪い「6-2」と逆転しています。
先発の<青柳晃洋>は、<村上>の2ラン本塁打を浴びながらも、味方の援護を得て粘りの投球を展開、六回2死二塁で代打<川端>を迎える場面で、2番手<島本>に交代。島本はきっちりと二ゴロに仕留め、青柳は5回2/3を79球6安打4奪三振2四球1死球の3失点(自責点3)で自身4連勝で7勝目(4敗)としています。
八回に登板した<岩貞祐太>が2失点でピンチを招いて1点差に詰め寄られましたが、2死一、二塁の場面で<石井大智>が<浜田>を見逃し三振に仕留め、九回は<岩崎優>が1点差を守り28セーブ目を挙げ、昨季の自己最多の28と並んでいます。
9月1日18:00、観客数2万9200人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」20回戦が行われ、阪神が「4-2」で競り勝ち3連敗で止め、対ヤクルト戦を13勝6敗1分けとし、2年ぶりの勝ち越しを決めています。2位の広島が中日に「3-5」で敗れたため優勝へのマジック「18」が再点灯しています。
阪神<森下翔太>がプロ初の1試合2本塁打を放ち、連敗ストップに貢献しています。3試合連続無安打で3番から6番に降格となりましたが、まずは二回先頭、先発<ロドリゲス>からセンターバックスクリーンに放り込む7号ソロ本塁打でした。八回は先頭で2番手<梅野>から、甘めの直球を見逃さず、8号ソロ本塁打を右中間スタンドへたたき込で、リードを4点に広げています。
打線は三回にも先頭の<近本光司>が四球で出塁すると、<中野拓夢>の初球で二盗を狙い、捕手<古賀>の悪送球で三塁へ。<中野拓夢>は一、二塁間を破って、追加点を挙げています。1死三塁からは<大山悠輔>も左翼線適時二塁打を放っています。
阪神先発の<村上頌樹>は、テンポのいい投球を繰り出して、7回92球3安打9奪三振1死球で無失点の投球で9勝目(5敗)を挙げ、自身初の二桁勝利への足掛かりとしています。
継投した2番手<岩貞祐太>が八回に2点を返されましたが、3番手<桐敷拓馬>が1死満塁から<村上>を空振り三振。4番手<石井大智>も、<サンタナ>を遊ゴロに打ち取って、大ピンチを切り抜け、九回は<岩崎優>が3人で締めて、27セーブ目を挙げています。
30日18:01、観客数4万2623人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」22回戦が行われ、阪神は「2-4」で敗れ、この日も逆転負けを喫し、今季4度目の3連敗となっています。
先制は阪神でした。「0-0」の二回2死で、<ノイジー>が<バウアー>から先制の左越え6号ソロ本塁打を放っています。
2桁勝利に王手をかけている先発<大竹耕太郎>は三回まで三者凡退で横浜打線を完璧に封じていましたが、四回に連打で無死一、三塁とピンチを招き、<佐野>の二ゴロ併殺の間に同点とされてしまいました。さらに、六回に安打などで2死一、三塁とされると、4番<牧>に2試合連発となる勝ち越し3ランを献上。5回2/3を84球6安打3奪三振4失点(自責点4)で無念の降板となり10勝目にはとどかず、9勝2敗となっています。
何とか追いつきたい阪神は六回1死から<中野拓夢>が左前打で出塁。2死から<大山悠輔>が四球を選んで2死一、二塁と好機を作ると、続く<佐藤輝明>が左前適時打を放ち1点を返し「2-4」でしたが、反撃もここまででした。本拠地・甲子園へ帰ってからまさかの2連敗を喫し、マジック再点灯には至りませんでした。
29日、観客数4万2636人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」21回戦が行われ、阪神が「2-3」でまさかの逆転負けを喫し、2位広島が巨人に「5-4」で勝ち(6ゲーム差)、優勝マジックが消滅しました。
投手戦になり両軍無得点の八回、<佐藤輝明>の右翼への二塁打で2死二塁の好機に、<坂本誠志郎>が2番手<ウェンデルケン>から右前適時打を放ち待望の先制点をあげました。続く2死一、二塁では代打<ミエセス>が左前適時打で2点目。終盤に猛虎打線が勝負強さを発揮し、誰もが阪神の勝利を確信していました。
2点リードの九回、被本塁打0で、23試合連続無失点中だった守護神<岩崎優>が先頭の<蝦名>に中前打を許すと、続く<佐野>には右中間に同点12号2ラン本塁打を浴び、さらに続く<牧>には左越えに勝ち越しの23号ソロ本塁打で逆転されてしまいました。
先発した<西勇輝>は7回94球3安打3奪三振1死球で無失点の好投でした。初回はわずか9球で三者凡退に抑える上々の立ち上がり。五回まで2安打に抑えるなどテンポよくアウトを重ねて味方の援護を待ちました。二塁すら踏ませない圧巻の投球を披露するも、七回先頭の打席で代打<原口文仁>を送られて降板。得点は入らず、白星は尽きませんでした。八回を<岩貞祐太>が締め、九回は<岩崎優>が抑えて勝利のはずが、まさかの2本塁打で逆転されてしまいました。
27日14:00、観客数4万1291人の東京ドームにて「巨人-阪神」20回戦が行われ、阪神は「2-4」で逆転負けを喫し連勝が6でストップ。球団史上最長となっていた東京ドームでの連勝も6で止まりました。また、勝てば月間19勝目(4敗)で、球団記録(1964年8月、1968年8月、2023年5月)に並ぶ快挙でしたたが、次戦にお預けとなりました。
先発の<伊藤将司>は、立ち上がりから丁寧に投げ粘り強い投球でした。7回2/3を投げ116球7安打3奪三振2四球で4失点(自責点4)でした五回まで2安打無失点と好投でしたが、2点リードの六回に代打<大城卓>、3番<坂本>にソロ本塁打を被弾し、「2-2」と試合を振り出しに戻されてしまいました。
同点の八回には2死から2者連続四球で一、二塁。迎えた4番<岡本和>に左前適時打を許し、勝ち越され、なおも2死一、二塁のピンチを背負うと、<丸>に中前適時打を運ばれ、追加点を奪われ「2-4」と逆転されてしまい、巨人戦の連勝が5で止まり5敗目(8勝)となっています。
先制点は阪神が、二回、<大山悠輔>、<ノイジー>の連続四球で無死一、二塁の好機をつくると、6番<佐藤輝明>が巨人先発<メンデス>が投じた直球を左前へはじき返し、その間に二走<大山悠輔>が一気に生還しています。
1点リードの三回には、先頭の<近本光司>が死球で出塁。続く<中野拓夢>の2球目にボークで二塁へ進塁すると、さらに続く外角低めへの直球を捕手<岸田>が捕逸し、すぐに処理して三塁を狙った<近本光司>を刺そうとした送球が悪送球となり生還して2点目を挙げています。ただ、その後は追加点を奪えず。粘り強い投球を見せる先発の<伊藤将司>への援護点を挙げることができませんでした。
26日18:00、観客数4万1345人の東京ドームにて「巨人ー阪神」19回戦が行われ、阪神が「9-6」で勝ち6連勝。優勝マジックを「21」に減らしています。
阪神は二回、先頭の<佐藤輝明>が、<横川>から右翼越えへ先制の15号ソロ本塁打で制しました。四回には<近本光司>の適時打で「2-1」、1点を追う五回には二死満塁から<木浪聖也>が逆転の中前2点適時打を放ち「4-3」と逆転しています。
そして、七回1死満塁で巨人<鈴木>から<木浪聖也>が右翼席へアーチを描きました。<木浪聖也>のキャリア10本目の本塁打にして、初のグランドスラムでとどめを刺しました。<木浪聖也>は七回の満塁本塁打を含む、3安打6打点の大活躍でした。
先発<青柳晃洋>は、四回に<丸>に14号2ラン本塁打を打たれていますが、6回途中78球4安打4奪三振2四球1死球の3失点(自責点3)で打線の援護もあり、<桐敷拓馬>→<加治屋蓮>→<岩貞祐太>→<石井大智>→<岩崎優>の救援陣がつなぎ今季6勝目(4敗)を手にしています。
25日18:00、観客数4万0946人の東京ドームにて「巨人ー阪神」18回戦が行われ、阪神は「8-1」の圧勝で今季4度目の5連勝、今季の巨人戦を13勝4敗1分けとして3年連続で勝ち越しを決め、リーグ優勝へのマジックナンバーを自力で1減らして「22」としています。
三回に<森下翔太>が<戸郷>から6号2ラン本塁打で先制しましたが、三回1死二塁での<長野>の打席に、ゴロを捕球した遊撃<木浪>が三塁に送球しましたが、三塁手<佐藤輝輝明>が捕球できずに後逸し、失策で1点を返されています。
四回には<佐藤輝明>の三塁打を皮切りに<坂本誠志郎>の適時打で加点。五回には<佐藤輝明>・<ノイジー>の適時打で3点を奪い「6-1」と引き離し、八回には、<近本光司>が<田中千>から右翼席に8号ソロ本塁打を放ちダメを押しました。
先発<村上頌樹>は、7回を完全投球で降板した(4月12日)以来の東京ドームのマウンドで、6回108球3安打9奪三振2四球1失点(自責0)の快投で8勝目(5敗)を挙げ、通算防御率を「1.89」としています。7回以降は<島本浩也>→<岩貞祐太>→<ブルワー>の救援陣がきっちりと抑え、チームは先発野手全員安打の12安打でした。
23日18:01、観客数3万6082人の京セラドーム大阪にて「阪神ー中日」20回戦が行われ、阪神が「7-2」で逆転勝ちで、優勝へのマジックを「24」としています。
阪神は今季最後の京セラドームでの一戦も勝って8戦全勝とし、球団初の同球場でのシーズン無敗を達成しています。また、岡田監督は阪神監督として460勝目となり、<松木謙治郎>に並び歴代3位となりました。
打線は2点を追う四回、<佐藤輝明>が<小笠原>から14号ソロ本塁打を放ち、1点を返し、五回には<森下翔太>の左前打と相手の失策などで1死一、三塁とすると、再び<佐藤輝明>が適時右前打で同点にしています。<坂本誠志郎>も続き、1死満塁の場面では、<木浪聖也>の犠飛で「3-2」と勝ち越しました。六回には先頭の<近本光司>が<小笠原>から7号ソロ本塁打で「4-2」としリードを2点に広げました。さらに八回には2死満塁から、<大山悠輔>が押し出し四球、<ノイジー>の適時打で3点を追加してダメを押しました。
先発の<大竹耕太郎>は序盤から安打を浴び、二回には<村松>に先制適時打を献上。四回には<木下>に左翼へ3号ソロ本塁打を被弾。五回の好機に代打を送られて降板。それでも5回87球8安打5奪三振2失点(自責点2)で、チーム単独トップの9勝目(1敗)を挙げています。
<大竹耕太郎>降板あとの救援陣は、来日後2度目の登板となった2番手<コルテン・ブルワー>が1回を三者凡退の好投。七回は<石井大智>が1死一塁としたものの、代わった<桐敷拓馬>が無失点に抑える好リリーフを見せ、八回は<岩貞祐太>が三者凡退に抑え、九回は<及川雅貴>が締めています。
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