同じ関西として、京都に「衣笠丼」という丼物があるとは知りませんでした。
【なか卯】の店頭の宣伝用垂れ幕を見て、初めて知りました。
おそらくは、京都ということで衣笠山に由来した名称だとおもいながら、早速券売機で「衣笠丼」(並:390円)を購入です。
かまぼこと薄揚げを細く切って卵でとじた「木の葉丼」は、関西では一般的ですが、薄揚げと青ネギだけを味の濃い出汁で煮て、卵でとじた具材がご飯の上にかけられています。
山椒と高菜のみじん切りが付いており、濃い目の出汁の味加減は多少緩和されますが、それでもわたしには醤油味のきつい味でした。
良く冷やされた出汁の味と相まって、口当たりのいい「しめじともやしの煮びたし」(180円)で、瓶ビールをいただきました。
煮びたしは、野菜や魚を薄めの出汁で煮たあと、そのまま冷まして味を含ませる調理ですが、沸騰させますと出汁の香りが飛びますので気を使います。
また、小松菜やチンゲン菜・水菜などの葉物野菜は火を通し過ぎますと食感が悪くなり、また色も悪くなりますので、煮過ぎないのが肝要です。
鰹節と椎茸の風味が良く出た出汁が美味しく、もやしの食感も残り、ビールのいい肴でした。
先週の火曜日に覗いたときには、臨時休業でした。
大将に「二日酔いでしょう」と振りましたら、「深夜のお客さんが遅くまでおられてねぇ」と苦笑いです。
少し遅めにお店に入りましたら、三人のご婦人方がすでに食事を終えられ、井戸端会議で盛り上がっておりました。
名前の知らない女性演歌歌手のCDが2枚置かれてあり、「頼まれて、置いています」とのことです。「買い取りではないので助かりますわ」とこれまた苦笑いです。
夜のお店同士のお付き合いも必要で、無下に断れないだけに仕方ないのかもしれません。
本日も、<豚肉の生姜焼き・そうめん・小芋煮・ひじき・出汁巻き・ひら天・ハム・塩鯖>と具だくさんでした。
<そうめん>も、味よい椎茸の甘煮が入り、暑い時期の食事として美味しくいただいてきました。
土用の入りは7月19日でしたが、本日22日は「土用の丑の日」ですので、ブログルの多くの皆さんも、「うなぎ」を食べられたことだとおもいます。
「うなぎ」も高級品になり、丼物の「うな丼」なども うなぎ料理専門店 では気楽に食べれる値段ではなくなりました。
水産庁の発表では、養殖用の稚魚(シラス)の平均取引価格は1キロ当たり248万円とかで、2年前の3倍、10年前に比べますとなんと15倍以上の価格です。
今宵は、立ち呑みの肴として「うなぎの蒲焼」(450円)を張り込みました。
堪能できる大きさとは言い難いですが、柔らかい肉厚の「うなぎ」、山椒を振りかけて美味しくいただいてきました。
コツコツと、たくさんある【燕楽】さんの定食メニューの全制覇を狙っています。
今日は「八宝菜セット」(680円)にしました。
もとは広東料理の「八宝菜」で、お店によっては「五目うま煮」とも表示されています。
豚肉や鶏肉などの肉類、イカ・エビなどの魚介類、白菜・椎茸。ピーマンなどの野菜類と、具材がバランスよく入り、好物のメニューのひとつです。
味付けも、塩味系の味もありますが、【燕楽】さんはオイスター醤油系で炒められています。
いつもなら玉子スープですが、嬉しいことにワンタンが3個浮かんだ「ワンタンスープ」でした。
キレイナオネイサン、いつも通り千円札を出しますと、やはりお釣りは(350円)でした。
長年立ち呑み「鈴ぎん:福寿」で頑張られていた<川本>元店長さん、JR兵庫駅前のお店【雑食家】に移られて早や4ヶ月が経ちました。
7月21日は、<川本>元店長さんのお誕生日ですので、お世話になった呑み仲間たちと、一日早いプレゼントを持ちこんでの会食です。
それぞれの仲間が思いを込めて書かれたメッセージ、喜んでいただければ嬉しいです。
今宵の会食の肴は、「生ハムのユッケ」・「ささみとクリームチーズのイタリアンサラダ」・「イベリコ豚の焼餃子」・「バサの天ぷら」・「炎のチーズ巻き」で、楽しく盛り上がりました。
特に最後の「炎のチーズ巻き」は、大きな青唐辛子にチーズを詰めて豚肉で巻き揚げた一品で、超激辛の味だということでした。
誰も最後まで食べきれない中、皆さんの残りともども、一人で美味しくいただいてきました。
今宵は、なにか変わった小鉢物がないかなと、【やす】に顔出しです。
週末を控え、お客の入りを期待してか<康江ママ>さん、いつもよりおばんざいが多く並んでいました。
最初に選んだのは、<冷奴>です。まずはさっぱりとした肴で口切りです。
あとは<肉団子と竹輪煮>・<高野豆腐>を選びました。
ビールは、いつも通り「キリンラガー」を呑んでいますが、瓶ビールを呑んでいるのはわたしだけで、<康江ママ>さんから「キリンビールは、ファルコンさん専用や」と、笑われておりました。
期間限定で、夏のスパイシー「チキンカレー」(並:380円)が出ていました。
汗をかく暑いこの時期には、香辛料の効いたカレーを無性に食べたくなります。
辛さに期待はしていませんが、価格も手ごろな(380円)でしたので、早速食べてきました。
<じゃがいも・人参>といった一般的な具材が目立ち、<チキン>は意識しないと分かりませんでした。
標準的なカレールーの味わいで、可もなく不可もなくといった出来ばえでした。
外食三大揚げ物メニューと言えば、「とんかつ」・「チキンカツ」・「鶏のから揚げ」だとおもいます。
今宵は、「とんかつ」(380円)がビールのお伴です。
「とんかつ」は日本の料理であり、箸を使用してご飯と味噌汁で食べる和食で、欧米の日本料理店でも、「Tonkatsu」と表記されています。
「とんかつ」は日本人の好みに合うのか、「カツカレー」や「カツ丼」、ウスターソース味の「カツサンド」などが考えだされ、日本蕎麦に「とんかつ」をのせたものまであります。
「とんカツ」・「トンカツ」・「豚カツ」等、メニュー名はお店で違うようですが、「とんかつ」と最初にひらがな表記されたのは1929(昭和4)年、御徒町の洋食店「ポンチ軒」が最初でした。
皿からはみ出さんばかりの「とんかつ」、よく冷えたビールとの相性は、言うまでもありません。
夏場に向けて丼物が3種類でていますが、その中の「山形だし牛めし」(並:430円)を選びました。
「山形だし」は、尾花沢市を発祥とした山形県の郷土料理で、夏野菜と香味野菜を細かく刻んで、醤油などで和えて一晩ほど寝かせたモノです。
出てきました「山形だし」は、夏野菜として「胡瓜」、香味野菜として「キザミネギ」だけで、寂しげな内容でした。
しかも味付けが、<浅漬けの元>を利用したのかとおもえる漬け物味で、これには閉口しました。
牛肉の部分だけを食べ、酸味の強い古漬け味の「山形だし」は、食べ残してしまいました。
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