ファルコン昆虫記(1155)【モンシロチョウ】(23)
6月
7日
ヒラヒラと素早く飛び回るチョウ目(鱗翅目)シロチョウ科モンシロチョウ属【モンシロチョウ(紋白蝶)】だけに(23)回目の登場になるとは、正直驚いています。
葉の上の休憩や吸い密時に遭遇しますと、割と撮影の好機を見つけることができますが、どちらにしても蝶の撮影は根気のいる作業です。
我が家の〈胡瓜〉のプランターの葉に止まりました瞬間の一枚です。
独特の匂いを持つ菜の花に好んで集まる蝶で、幼虫の食草は、キャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどの菜の花と同じアブラナ科に属する植物の葉を好んで食べます。【モンシロチョウ】は葉菜類の栽培に伴って分布を広げてきました。日本の【モンシロチョウ】は、奈良時代に大根の栽培と共に移入されたと考えられています。
春から秋にかけて、多いと4〜5回ほど発生するため、遭遇率の高い蝶です。白い翅に、黒い斑点が入っており、この黒い斑点が紋に見えることが名前の由来です。