『トレンケ・ラウケン』@<ラウラ・シタレラ>監督
4月
21日
アルゼンチンの<ラウラ・シタレラ>監督が、平原に消えた1人の女と彼女を捜す2人の男の物語を謎が謎を呼ぶ展開で描き、フランスの『カイエ・デュ・シネマ』誌で2023年の年間ベストテン第1位に選ばれましたミステリー映画『トレンケ・ラウケン』は、2024年12月27日から4日間限定で初公開されていますが、2025年4月26日より公開されます。
アルゼンチンの田舎町トレンケ・ラウケンで、植物学者の女性「ラウラ」が姿を消しました。取り残された恋人「ラファエル」と同僚「エセキエル」は、彼女を追って町や平原をさまようが、謎はますます深まっていきます。
協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上にわたって続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ『エル・パンペロ・シネ』の集大成的作品で、<ホルヘ・ルイス・ボルヘス>や<ロベルト・ボラーニョ>の小説を彷彿とさせる迷宮的ミステリーに、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなどさまざまな要素を取りいれながら描きだしています。
「ラファエル」役に『ル・コルビュジエの家』の<ラファエル・スプレゲルブルド>が演じています。
(260分)の長尺作品ですので、上映はPart1(128分)、Part2(132分)に分けて行われます。