「1ドル=151円03銭~151円04銭」
3月
28日
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比45銭円安・ドル高の「1ドル=151円00〜10銭」で取引を終えています。
米債券市場で長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが出ています。一時「1ドル=151円16銭」近辺とおよそ3週間ぶりの円安・ドル高水準を付けています。円の高値は「1ドル=150円58銭」でした。
<トランプ米大統領>は26日夕、輸入自動車に(25%)の追加関税をかけると発表しました。<トランプ米大統領は、27日には自身のSNSで「欧州連合(EU)がカナダと協力して米国に経済的損害を及ぼすことになれば、現在計画しているよりも大規模な関税を課すだろう」との考えを示しています。
米政権による関税政策が米国のインフレ再燃につながるとの警戒が強まり、米長期金利は一時(4.40%)とおよそ1カ月ぶりの高水準を付けています。
市場では、<トランプ米大統領>の関税政策の先行きを見通すことが難しく、持ち高を傾けにくい状況で、「1ドル=151円台」では持ち高調整の円買い・ドル売りが入り、下げ渋っています。