27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比70銭円安・ドル高の「1ドル=149円75〜85銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=150円16銭」、高値は「1ドル=149円36銭」でした。米債券市場で長期金利の低下が一服でした。日米金利差の縮小観測が後退し、円売り・ドル買いが進んでいます。
27日、<トランプ米大統領>は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で発動を延期していたカナダとメキシコへの(25%)の関税を予定通り3月4日から課すと表明しました。中国にも(10%)の追加関税を課します。米国の物価上昇圧力が強まり、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに慎重になるとの見方につながりました。27日の米長期金利は前日に比べ(0.01%)高い(債券価格は安くなる)(4.26%)で取引を終えています。