14日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反発しました。17時時点では前日の同時点に比べ1円57銭の円高・ドル安の「1ドル=152円70〜71銭」で推移しています。一時は「1ドル=152円39銭」近辺まで上昇でした。
<トランプ米政権>が「相互関税」の即時発動を回避しました。米インフレ再燃への過度な懸念が後退して13日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りが入りました。
一方、14日は事業会社の決済が集中しやすい実質的な「5・10日」にあたり、輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が円の上値を抑えました。