北海道・白糠町で伝統的な鮭漁をはじめとするアイヌ文化を継承し、日常の中で「アイヌプリ(アイヌ式)」を実践する人々を追ったドキュメンタリー『アイヌプリ』が、2024年12月14日より公開されます。
白糠町で暮らす、天内重樹さん(シゲさん)>は、現代人としての日々を過ごしながらも「アイヌプリ」を実践し、先祖から続く鮭漁の技法や文化、信仰などを息子の<基樹>に伝えています。そんな<シゲさん>とその家族に密着し、自らのルーツを大事にしながら今を生きる等身大の彼らの日常を、北海道の荘厳な大地と共に生き生きと映しだしています。
監督は、
『アイヌモシリ』で2020年トライベッカ映画祭インターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門の審査員特別賞、
『山女』で2023年TAMA映画祭の最優秀新進監督賞を受賞し、ドラマ『SHOGUN 将軍』でも1エピソードを担当した<福永壮志>が務めています。アイヌの伝統楽器トンコリ演奏の第一人者である<OKI>が音楽を手がけています。