『熊川哲也 Kバレエ トウキョウ 熊川版新制作「マーメイド in Cinema」』
12月
2日
<熊川哲也>主宰のK-BALLET TOKYOの公演を映画館上映するKバレエ映像シリーズ第20弾熊川哲也 Kバレエ トウキョウ 熊川版新制作「マーメイド in Cinema」が、2024年12月6日より公開されます。
アンデルセンの童話『人魚姫』を題材にしたバレエ『マーメイド』の2024年10月6日・Bunkamuraオーチャードホールの公演を、収録しています。
幻の大クジラを求めて冒険の航海に出た王子を、一目見て恋に落ちた「マーメイド」です。王子は、イルカの群れを荒らしていた「シャーク」に銛を投げつけますが、激怒した「シャーク」の巻き起こした嵐に飲み込まれ、船が難破してしまいます。溺れた王子を助けて岸へと運んだ「マーメイド」は、そのまま海中へと戻りますが、王子と人間界へのあこがれは募るばかりでした。
「マーメイド」の理解者である叔母は、「シャーク」のもとに行けば人間界に行く方法を教えてもらえると言いいます。「シャーク」に会いに行った「マーメイド」は、声と引き換えに脚を得られる秘薬をもらいます。
原作にはない「シャーク」役などオリジナルの設定も加えながら、神秘的な海の世界や人間界にあこがれを抱いた人魚姫の切ない恋を描いています。「マーメイド」役を<飯島望未>、「プリンス」役を<山本雅也>、「プリンセス」役を<日髙世菜>、「シャーク」役を<石橋奨也>と、K-BALLET TOKYOのプリンシパルたちがそれぞれ演じています。