土地取引などの指標となる県内の新たな兵庫県の基準地価格が公表されました。県内の土地価格の平均は住宅地、商業地、工業地全てが去年より上昇しています。
兵庫県が実施しました7月1日時点の地価調査によりますと、県内の基準地価格の平均は去年と比べ、住宅地がプラス(1.2%)で2年連続上昇、商業地がプラス(2.8%)で3年連続、工業地がプラス(4.6%)で4年連続上昇しています。
住宅地で価格が最も高かったのは芦屋市の大原町で、去年と比べて(6.9%)上昇し1平方メートル当たり70万円でした。高級住宅地域で富裕層からの根強い人気が価格に反映されているということです。
また、住宅地で最も上昇率が高かったのは神戸市中央区中山手通6丁目で、去年と比べて(7.4%)上昇し1平方メートル当たり50万5000円で、住環境に優れていることが原因とみられています。
県内最高地価は、商業地が神戸市中央区三宮町1(三宮センター街)の1平方メートル当たり532万円(6.4%増)です。同地点は48年連続で神戸税務署管内での最高路線価です。