24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいとなり、前日と同じ「1ドル=156円90銭〜157円00銭」で取引を終えています。この日の円の高値は「1ドル=156円83銭」でした。
米長期金利の低下を受けて円は買われる場面がありましたが、米利下げ開始が遅れるとの見方から伸び悩んでいます。
朝方に(4.50%)に上昇しました米長期金利が、前日終値を債券価格は高くなる(0.02%)下回る(4.46%)に下げて終えています。ミシガン大学が5月の米消費者態度指数(確報値)とあわせて24日に発表しました消費者の1年先の予想インフレ率が(3.3%)と、速報値時点の(3.5%)から下方修正されています。過度のインフレ懸念が和らいだことが円を支えました。
今週に入って円安・ドル高が進んでおり、27日の〈メモリアルデー〉の祝日を含む3連休を前に利益確定や持ち高調整で円を買い戻す動きもありました。