アシナガグモ科シロカネグモ属に属するクモの<シロガネグモ>と遭遇しました。名前の通り、銀色の美しい体色を持つ種が多く、水平円網を張ります。
アシナガグモ科ではもっとも美しいとされています。雄は雌よりやや小さくて華奢なのが通例ですが、腹部の斑紋も雌に似たものがある程度は見えます。
<シロガネグモ>と俗名で記述したのは、【オオシロガネグモ】・【チュウガタシロガネグモ】・【コシロガネグモ】があり、いずれも体長1センチ程度の中型種で、ごく普通に見ることのできるものであり、また互いによく似ています。名前はそれぞれの大きさに由来しているようですが、さほどの差はないので、大きさでの区別は無理で、どれに当てはまるのかわかりませんでした。
ちなみにシロガネグモ属には、上記の3種を含めて、日本では6種が知られています。