『トゥルーマン・ショー』・
『いまを生きる』・
『刑事ジョン・ブック 目撃者』などで知られるオーストラリアの名匠<ピーター・ウィアー>が、1975年に発表し、日本では1986年4月26日に初公開(116分)されました『ピクニック at ハンギング・ロック』が、2024年5月3日より、4Kレストア版(107分のディレクターズカット版)でリバイバル公開されます。
原作は1967年に発表されました<ジェーン・リンジー>の同名小説で、寄宿学校の女子生徒たちが岩山でのピクニックのさなかに失踪を遂げる、謎めいた事件を描いています。
1900年2月14日のバレンタインデー。寄宿制女子学校アップルヤード・カレッジの生徒が、2人の教師とともに近くのハンギング・ロックと呼ばれる岩山へピクニックに出かけます。規律正しい生活に縛られている生徒たちにとって、ピクニックはつかの間の息抜きであり、皆が楽しみにしていました。岩山では磁気の影響のためなのか、教師たちの時計が12時ちょうどで止まってしまう不思議な現象が起きます。
「マリオン」、「ミランダ」、「アーマ」、「イーディス」の4人は岩場の磁気を計測しようと岩山の頂上へと登りますが、途中で怖くなった「イーディス」は引き返します。その後、岩山に登った3人と教師「マクロウ」がこつ然と姿を消してしまいます。
「マリオン」に<ジェーン・ヴァリス>、「ミランダ・セント・クレア」に<アン・ランバート>、「イーディス」に<クリスティーン・シュラー>、「ミス・マクロウ」に<ヴィヴィアン・グレイ>、「アップルヤード」に<レイチェル・ロバーツ>、「マイクル」に<ドミニク・ガード>、「セイラ」に<マーガレット・ネルソン>、「イルマ」に<カレン・ロブソン>ほかが出演しています。