ダウ平均株価(2月15日)@終値3万8773ドル12セント
2月
16日
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。1月の米消費者物価指数(CPI)を受けて今週大きく下げる場面があり、主力株の押し目買いが続いています。米長期金利が低下(長期債価格が上昇)し、株式の相対的な割高感も薄れています。
米長期金利は一時、前日比(0.07%)低い(4.18%)と(CPI)発表前の水準に低下しています。朝方発表の1月の米小売売上高が前月比(0.8%減)と市場予想(0.3%減)以上に減っています。自動車・同部品を除くベースでも市場予想を下回り、消費減速が意識されましたが、天候などの季節要因が影響したとの見方も出ています。
15日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は「21万2000件」と市場予想(22万件)を下回り、労働市場の底堅さを示しました。ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が発表しました2月の製造業景況指数もともに上昇しています。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待は根強く、投資家心理の支えとなっているようです。
終値は、前日比348ドル85セント(0.91%)高の3万8773ドル12セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比47.03ポイント(0.30%)高の1万5906.17でした。
S&P500種株価指数は、前日比29.11ポイント (0.58%)高の5029.73で、9日以来となる過去最高値で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比47.03ポイント(0.30%)高の1万5906.17でした。
S&P500種株価指数は、前日比29.11ポイント (0.58%)高の5029.73で、9日以来となる過去最高値で終えています。