13日、神戸市立王子動物園(神戸市灘区)は国内最高齢のホッキョクグマ「ミユキ」(雌、33歳1カ月=人間に換算すると90歳以上)が死んだと発表しました。
同園によりますと、同日朝、職員が獣舎で死んでいるのを見つけました。12日は午後に観覧用の獣舎に出ており、体調不良などの兆候はなかったといいいます。
「ミユキ」は昨年3月にへそヘルニアの手術をしましたが、予後は順調だったといい、今後、死因を調べます。
「ミユキ」は1990年に天王寺動物園(大阪市天王寺区)で生まれ、1992年に王子動物園に移りました。ファンも多く、毛並みの美しさから「灘の貴婦人」と呼ばれ親しまれていました。近く、献花台が設置されます。