11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前週末比1円25銭円安・ドル高の「1ドル=146円15~25銭」で取引を終えています。日銀の金融政策を巡る報道を受け、円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継いでいます。
「日銀はマイナス金利や長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識だ」と報じられ、日銀が18~19日の金融政策決定会合で政策修正に動くとの見方が後退し、円売り・ドル買いが出ています。
米財務省が実施した10年物国債入札の結果が低調と受け止められ、米長期金利は一時(4.29%)(前週末終値は4.22%)まで上昇しました。日米金利差の拡大観測も円相場の重荷でした。
円売り・ドル買いが一巡した後は円相場はやや下げ渋っています。12日の11月の米消費者物価指数(CPI)、13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、内容を見極めたいと積極的な取引を手控える雰囲気でした。
円の安値は「1ドル=146円58銭」、高値は「1ドル=146円06銭」でした。
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