<郵便切手>(148)夏の和菓子「84円」
8月
31日
1シート10種類の図柄は、(1)風鈴(2)ひまわり(3)金魚鉢と猫(4)扇風機(5)梅ジュース(6)アイスクリーム(7)夏の和菓子(8)冷奴(9)すいか(10)うなぎの構成となっています。
今回は(7)夏の和菓子で、上部には、小麦粉と卵のほんのり甘いカステラ生地でモチッとした食感の求肥を巻いた冷やして食べる〈若鮎〉が描かれ、清流として名高い岐阜県の長良川、京都府の鴨川や桂川の銘菓としても知られています。地域によって〈若鮎〉という名前のほか、「鮎菓子」「登り鮎」「稚鮎」「かつら鮎」といった名前でも親しまれています。
下段には、〈水ようかん〉が登場しています。夏の風物詩として親しまれている〈水ようかん〉ですが、かっては御節料理の料理菓子として冬の時季に作られたいましたが、福井県では昔の名残から冬に食べるお菓子として定着しており、11月〜3月の寒い季節に製造・販売が盛んに行われています。