「1ドル=131円」
12月
21日
日銀は19日、長期金利の上限を従来の(0.25%)から(0.5%)に引き上げました。事実上の利上げと同じ効果を持ち、引き上げて大規模緩和の事実上の修正に乗り出しました。
日本では、原材料価格の高騰などを受け、消費者物価指数の上昇率が前年同月比(3%)を上回る状況となっていますが、日銀は「2023年度全体で見ると(2%)に届かない可能性が高い」とし、賃金上昇を伴う形で(2%)の物価目標を安定的に実現するまで、長短金利操作と国債買い入れを含む緩和策を継続する必要性を強調していますが、岸田政権の増税対策の下準備かなと見えてしまいます。
日本の長期金利が急伸し日米金利差が縮小したことから、米国時間でも円買いが優勢となっています。