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- ファルコン昆虫記(962)オクラの葉に【セスジツユムシ】(3)
育てられている方には申し訳ないのですが、各植物の「葉」が食い荒らされているのは、なにがしかのチョウ目(鱗翅目)の幼虫(毛虫・イモムシ)か、草食性の昆虫がいる証拠です。
今回は、「オクラ」の葉の虫食い穴が目につき、保護色の体色のバッタ目キリギリス科ツユムシ亜科の【セスジツユムシ】が食事中だと遅れて捉えることができました。色だけでなく、翅の模様まで「オクラの葉」とよく似ているのに驚きます。
好む食草としてはツユムシの中でも多岐にわたり、キク科、ヒユ科、マメ科、ウリ科、シソ科、クワ科、ナス科などで、花卉ではクレオメやオシロイバナをよく食べています。こう見ると、「オクラ」はアオイ科トロロアオイ属ですが、家庭菜園では、結構好物にありつけそうです。
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