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- 日経平均株価(9月7日)@終値2万7430円30銭
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比263円68銭(0.95%)安の2万7362円83銭でした。
米国の金融引き締め長期化が改めて意識され、ハイテク株をはじめ幅広い銘柄に運用リスクを回避する売りが出ています。下げ幅は一時350円を超え「2万7268円70銭」の安値を付けています。
6日公表の8月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上まわりました。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが続くとの見方から6日の米株式相場が下落しています。米長期金利が上昇して東京市場でも高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に売りが波及しています。
外国為替市場では円相場が「1ドル=143円台後半」まで下落しています。国内企業の輸出採算の改善につながる半面、足元の急速な円安進行には「賃上げが進んでいないにもかかわらず輸入物価の上昇を通じてインフレが進み、景気を下押ししかねないと懸念されています。
終値は反落し、前日比196円21銭(0.71%)安の2万7430円30銭で取引を終えています。(7月19日)の終値「2万6961円68銭」以来およそ1カ月半ぶりの安値水準でした。
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