<マイケル・バー>@(FRB)副議長候補
5月
20日
金融規制担当の(FRB)副議長は、大手銀行の監督や、適切な資本比率の決定に責任を持つほか、国際的な銀行規制を巡る海外との交渉に米国を代表して臨みます。<バイデン>大統領が先に指名した<サラ・ブルーム・ラスキン>氏は、中道派の民主党議員の支持が得られず、3月に候補を辞退していました。
<マイケル・バー>氏は現在、ミシガン大学法科大学院の教授。<オバマ>政権時代に金融機関担当の財務次官補として、金融規制改革法(ドッド・フランク法)の制定に主要な役割を果たしたほか、消費者金融保護局(CFPB)の創設にも貢献しています。
米国のインフレ率は約40年ぶりの高水準にあり、(FRB)は物価上昇圧力を緩和するため、積極的な利上げを進めています。<マイケル・バー>氏が上院本会議で承認されれば、理事会の空席がなくなり、2期目となる<パウエル議長>の政策運営を支える陣容が整います。