ダウ平均株価(4月22日)@終値3万3811ドル40セント
4月
23日
米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が強まり、幅広い銘柄が売られました。決算発表を受けて一部銘柄が大幅安となったのも相場の重でした。ダウ平均の下げ幅は取引終了間際に一時1000ドルを超え安値「3万3773ドル39セント」を付ける場面もありました。
(FRB)の<パウエル議長>が前日の討論会で、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の2倍の(0.5%)の利上げを示唆し、その後も速いペースで利上げを続ける考えを示しています。急速な金融引き締めが景気減速につながるとの見方が改めて意識されています。米長期金利が(2.9%)前後と高水準で推移し、相対的な株式の割高感が意識されています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比335.359ポイント安の1万2839.293で終えています。